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GSユアサ、出力容量1MWの「GSユアサ群馬太陽光発電所」を運転開始

2015/02/24
(火)
SmartGridニューズレター編集部

株式会社GSユアサ(以下:GSユアサ、京都市南区、代表取締役社長:依田 誠)は、群馬事業所(群馬県伊勢崎市)内の遊休地に出力容量1MWの「GSユアサ群馬太陽光発電所」を建設した。竣工を迎えて運転を開始し、2015年2月23日群馬事業所にて開所式が開催された。
           群馬太陽光発電所全景

「GSユアサ群馬太陽光発電所」は、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し、東京電力株式会社へ発電した電力を売電する。また、自立運転出力機能ならびに100kWhの大容量リチウムイオン電池を搭載しているため、停電時には非常用電源として事業所内に100kWの電力供給が可能。
群馬事業所に設置したパワーコンディショナとリチウムイオン電池

リチウムイオン電池(LIM50シリーズ)

同発電所は、2013年6月から稼働している「いわきユアサ太陽光発電所」に続き、GSユアサが所有する2カ所目のメガソーラー発電所となる。
また、先に完成した「いわきユアサ太陽光発電所」の稼働は、運転開始からの累計発電量は約200万kWhとなっている。(2015年2月23日時点)
 

「GSユアサ群馬太陽光発電所」の特長

  • 300kWの自立運転出力機能を搭載しているため、災害などによる停電時にも太陽光パネルで発電した電力の供給が可能
     
  • 100kWhと大容量の定置用リチウムイオン電池付きシステムであるため、災害などによる夜間の停電時には事業所内に100kWの電力供給が可能
     
  • 電気自動車用急速充電器を併設しており、平常時はもちろん災害などの停電時にも電気自動車やプラグインハイブリッド自動車への充電が可能

                        群馬事業所に設置した電気自動車用急速充電器(EVC-Rシリーズ)


■リンク
GSユアサ

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