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丸紅、チリの太陽光発電事業へ出資

2015/04/14
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2015年4月14日、丸紅株式会社(以下:丸紅、東京都千代田区、代表者:國分 文也)は、フランスの大手電力会社Electricite de France社(以下:EDF社)の再生可能エネルギー発電事業会社であるEDF Energies Nouvelles社(以下:EDF EN社)との間で、チリ共和国・アントファガスタ州のアタカマ砂漠におけるLaberinto 146MW太陽光発電事業について共同参画にすることを発表した。

同プロジェクトは、世界でも有数の日射量を有するチリ・アタカマ砂漠に総出力146MWの太陽光発電所を建設し、チリ北部で売電を行うものである。丸紅とEDF EN社が、それぞれ50%出資参画する。チリ政府は、2025年までに全発電量に占める再生可能エネルギーの割合を20%まで高める目標を掲げており、Laberinto 146MW太陽光発電事業はその目標に沿ったものとなる。

EDF EN社は、全世界20カ国で1万MW(総量)を超える再生可能エネルギー発電所の開発・建設実績を有する、世界最大手の再生可能エネルギー事業者である。丸紅とEDF EN社との取り組みは、北米の風力発電案件2件に続いて3件目となる。

今回の出資実行により、丸紅が保有する発電資産は、全世界24カ国で3万5,434MW(総量)、1万1,022MW(出資分換算)に拡大される。


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丸紅

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