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東京都、燃料電池バスの実証実験を開始

2015/07/21
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2015年7月21日、東京都(都知事:舛添 要一)は、2016年度から都営バスへの導入に向けて、燃料電池バスの走行実証実験を行うことを発表した。東京都では、2020年までに計画的に100台以上の燃料電池バスの導入を予定する。
 写真 実験車両参考写真

車両走行期間は2015年7月27日から7月30日を予定し、都営バス営業所を起点に、営業運行ではない実験・回送運行を行う。
同実証実験では、渋滞や頻繁な車線変更など、大都市特有の交通事情に応じた水素消費量やバスの操作性に関する乗務員の意見などをメーカーにフィードバックし、メーカーは車両開発に技術反映することで、市場投入に際しての都営バスへのスムーズな導入を目指す。

 

◆実証実験車両(車両諸元)

名称 トヨタ FC BUS
車両サイズ 全長:10.525メートル
全幅:2.49メートル
全高:3.34メートル
定員 77人
FCスタック 114キロワット×2
モーター 110キロワット×2
水素タンク 容量:480リットル(60リットル、8本)
外部給電システム 最高出力:9.8キロワット
電圧:DC300ボルト

 


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