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イッツコム、ニフティ、東急電鉄、IoTを活用したスマートライフ事業会社を設立

2015/11/16
(月)
SmartGridニューズレター編集部

2015年11月16日、イッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下:イッツコム、東京都世田谷区、代表取締役社長:高秀 憲明)、ニフティ株式会社(以下:ニフティ、東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司)、東京急行電鉄株式会社(以下:東急電鉄、東京都渋谷区、取締役社長:野本 弘文)は、IoTを活用したスマートライフ事業※1に関する新会社「Connected Design(コネクティッド・デザイン)株式会社」を2015年11月25日に設立することを発表した。

同新会社は、スマートライフ分野におけるIoTサービス用ハードウェア・ソフトウェアの企画開発を主な事業内容とする。北米大手アイコントロール・ネットワークス※2(以下:アイコントロール社)のIoTプラットフォームがもつ高い拡張性を活かしたハードウェアの拡充や、家事代行、介護など各種生活サービス関連事業者との連携による個人向けサービスの企画開発、さらには店舗・オフィス・ホテルなどの法人に向けたサービスの企画開発を行っていく。また、他のIoTプラットフォームとの連携など、外部企業との連携も強化しながら事業を推進する。

東急グループは東急線沿線で多様なサービスを提供し、新たな生活価値を提案し続けており、イッツコムではアジアで唯一、アイコントロール社のIoTプラットフォームを採用したホームオートメーションサービス「インテリジェントホーム」を提供している。富士通グループ(含む、ニフティー)は「ヒューマンセントリックIoT」をキーワードに、各種センサーやデータ活用基盤を用いたIoTソリューションを提供している。ニフティでは全国に販売チャネルを有し、長年のインターネットサービスの提供を通じて技術力・開発力および消費者向けサービスの提供ノウハウを培ってきた。これら各社のノウハウや資産を融合させながら、イッツコム、ニフティ、東急電鉄と新会社は共同でスマートライフ事業を推進していく。


※1 スマートライフ事業:IoTの技術を用いながら、安心・安全に加え、便利・役立つ・節約をキーワードに、ホームオートメーションやエネルギーマネジメント、ヘルスケアなど多岐にわたるビジネスへと発展している新事業の総称。

※2 アイコントロール・ネットワークス(Icontrol Networks,Inc.):プラットフォームのソフトウェアと、デバイスメーカーがそのプラットフォーム上で動作するセンサーや端末を製造する際の認定制度であるオープンホームデベロッパープログラムを提供するスマートホーム・システムの米国最大手システムベンダー。

■リンク
イッツコム
ニフティ
東急電鉄

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