[ニュース]

電力広域的運営推進機構、スイッチング支援システムの利用状況を公表

2016/03/18
(金)
SmartGridニューズレター編集部

2016年3月16日、電力広域運営推進機構(以下:OCCTO、東京都江東区、理事長:金本 良嗣)は、スイッチング支援システム※1の2016年3月11日までの利用状況を公表した。

スイッチング支援システムの利用状況(2016年3月11日24時時点)(単位:千件)
エリア 情報参照※2 スイッチング※3 再点他※4
北海道電力株式会社 6.7 7.8 0
東北電力株式会社 6.0 2.4 0
東京電力株式会社 115.5 49.7 0.0
中部電力株式会社 15.6 6.9 0
北陸電力株式会社 0.8 0.6 0
関西電力株式会社 76.5 32.0 0.0
中国電力株式会社 3.5 0.0 0
四国電力株式会社 2.0 1.0 0
九州電力株式会社 9.4 4.9 0
沖縄電力株式会社 0 0 0

OCCTOが2016年3月4日まで公表してきた「スイッチングの申し込み状況(2/26現在)」は、動静情報※5に基づいて算出した数字をスイッチング申込件数として取りまとめたものとなる。


※1 スイッチング:需要者に電気を供給する事業者の切替えのことをいう。同機関では、事業者の切替えに伴う託送供給契約の切替え等に係る業務を支援するシステムを開発しており、2016年3月1日に運用開始している。

※2 情報照会:設備情報照会と使用量情報照会の合計値。

※3 スイッチング:スイッチング開始申請の件数。

※4 再点他:再点(内線設備工事を伴わない接続供給の開始)、廃止・撤去、アンペア変更、需要者情報変更の合計値。

※5 動静情報:スマートメーターへの取替工事のため、2016年4月1日以降に小売電気事業を営むことを予定している事業者が一般電気事業者の送配電部門に任意に提供したスイッチングの事前受付に関する情報。

■リンク
OCCTO

TOPに戻る
最新ニュース一覧

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...