2016年9月29日、イーレックス株式会社(以下:イーレックス、東京都中央区、代表取締役社長:本名 均)は、福岡県豊前市においてバイオマス発電事業を検討しており、準備会社の設立を決議したことを発表した。
同発電事業は、福岡県豊前市の九州高圧コンクリート工業株式会社(以下:九州高圧、福岡県福岡市、代表取締役社長:中西 章夫)敷地内に、出力約7.5万kWの木質ペレットおよびパームヤシ殻を主燃料とするバイオマス発電所を建設・運用し、燃料は全量イーレックスが供給するものとなる。
発電所建設は2017年に着手し、2019年度に完成を予定する。完成時にはバイオマスを主燃料とする発電所としては、国内最大級の発電所となる見通しである。
イーレックスは、九電みらいエナジー株式会社(福岡県福岡市、代表取締役社長:穐山 泰治)、豊前開発環境エネルギー株式会社(福岡県豊前市、代表取締役:白石 康彦)、九州高圧との間で同発電事業の検討に関する合意書を締結済みであり、地元豊前市の協力のもと順調に開発を進めており、今秋の投資決定を目指す。
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