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SmartGrid フォーラム 2016 Summer 電力小売全面自由化後の新展開!― ビジネスと産業構造が変わる ―|2016年7月1日(金)|東京・御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター

新時代に突入する電力・エネルギー業界

2016年5月25日、第190回通常国会において「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(通称:FIT法)等の一部を改正する法律」が可決され、成立しました。この改正により2017年4月1日から固定価格買取制度が変わります。すでに2016年4月1日にスタートした電力小売全面自由化は日本の電力業界に変革を起こし、新しいFIT法は日本の再エネを制度面から変革していくことになります。

世界的に見ると、2015年11月のCOP21で採択された「パリ協定」に対応し、CO2排出削減のため、電力業界においても企業各社には厳しい自主規制が求められる時代に突入しました。企業は、新たなビジネスモデルを打ち出して、生き残りをかけなくてはなりません。

このような大きな変革と併せて、M2M/IoTの取り組みが同時進行の広がりをもち、スマートグリッドやスマートハウス、スマートシティなどへの社会的な普及も始まっています。

このタイミングに併せて「電力小売全面自由化後の新展開! ―ビジネスと産業構造が変わる―」というテーマでセミナーを開催し、電力・エネルギー関連ビジネスに携わる皆さまに、ビジネスチャンスの場をご提供します。

基調講演では、「ポスト・パリ協定の読み方 ~COP21が与えるエネルギー政策へのインパクトと新しい企業ビジネス~」と題して、グリーンファイナンス推進機構 代表理事 末吉 竹二郎様に講演していただきます。

特別講演では、「正しい巨大市場理解で次世代都市ビジネスに参入 ~IoTとビッグデータによる都市創造の実際」と題して、亜細亜大学 都市創造学部 教授(電現ソリューション株式会社 取締役) 岡村 久和様に講演していただきます。

最後に、過去2回の開催でご好評をいただいたパネルディスカッションの第3弾として、「自由化直後、緊急提言!! 電力システム改革と自由化でビジネスはどう変わるか」をテーマに、東京大学 江崎 浩教授をモデレータに迎えて討論していただきます。

この機会にぜひ足を運んでいただき、新しいパラダイムシフトの中でビジネスを展開するためのヒントを掴んでいただければ幸いです。心よりお待ち申し上げております。

開催概要

イベント名
SmartGrid フォーラム 2016 Summer
電力小売全面自由化後の新展開!― ビジネスと産業構造が変わる ―
日時
2016年7月1日(金)12:50~16:20(受付開始12:30)
会場
東京都千代田区 神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ
  • JR 中央線・総武線 「御茶ノ水」駅  聖橋口から  徒歩1分
  • 東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅 B2出口   【直結】
  • 東京メトロ丸ノ内線 「御茶ノ水」駅  出口1から  徒歩4分
  • 都営地下鉄 新宿線 「小川町」駅   B3出口から 徒歩6分
受講料
無料(事前登録制)
参加対象
新電力を含む電力事業者、ガス・石油会社、システムインテグレーター、情報通信業者、電気・情報・家電機器メーカー、総合建設業者、マンション・ハウスメーカー、不動産・ビル・工場オーナー、国・地方自治体、その他(別紙提案書にて前回参加者データ参照)
定員
100名
主催
株式会社インプレス(SmartGridニューズレター編集部)
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局

タイムテーブル

12:50~13:30
基調講演
ポスト・パリ協定の読み方
~COP21が与えるエネルギー政策へのインパクトと新しい企業ビジネス~

事実上の排出ゼロを掲げたパリ協定は想定外の成果でした。排出ゼロはそれまでの「低炭素化」とは本質的に異なり、そもそもCO2を排出しない「脱炭素化」を意味します。「低」から「脱」への転換は様々なインパクトもつ。既に始まったダイナミックな世界の動きを紹介していきます。

一般社団法人 グリーンファイナンス推進機構 代表理事
(国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)特別顧問〕)
末吉 竹二郎
講師プロフィール

鹿児島県生まれ。
1967 年東京大学経済学部卒業後、三菱銀行入行。
1989 年より米州本部に勤務。ニューヨーク支店長、取締役、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取を経て、1998 年6 月、日興アセットマネジメント副社長。
2003 年7 月に国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問、2013 年5 月に一般社団法人グリーンファイナンス推進機構 代表理事に就任し、現在に至る。

13:30~14:00
セッション1
IoT/M2Mを加速する「通信」とは

IoT/M2Mに不可欠な「通信」。本セッションでは、IoT/M2Mにおける課題を整理するとともに、IoTに最適な3G/LTEのモバイルデータ通信、誰でも、簡易に、リーズナブルに、セキュアに提供するIoTプラットフォーム“SORACOM”の仕組みをご紹介。様々な分野のお客様事例を通じて、モバイル通信とクラウドの活用の可能性についてお伝えします。

株式会社ソラコム
代表取締役社長
玉川 憲
14:00~14:30
セッション2
ヨーロッパの最先端スマートグリット事例紹介と電力自由化時代の日本における応用

エネルギー新時代の今、事業者と需要家の双方のニーズに応えていくためには、多様なエネルギーリソースの把握と最適制御でエネルギーシステム全体の効率を最大限に高める取り組みが重要です。

世界200都市以上におけるスマートシティ分野への導入実績から得た経験・技術を有する当社は、電力の需給バランスを提供する次世代システムとして、世界初のフルスケールで行われるスマートグリッドプロジェクト「GreenLys (グリーンリス)」をご紹介します。

併せて、2013年に日本展開を開始したソーラー事業部が提供するメガソーラー向けコンテナ型変電昇圧システムや、2014年にシュナイダーエレクトリックのグループ企業となった産業用デマンドレスポンス(iDR)のグローバルリーダー、エナジープールジャパンのネガワット市場への取り組みをご紹介します。

シュナイダーエレクトリック株式会社
Country President Japan, Schneider Electric
Sjamsu Zen
シュナイダーエレクトリック株式会社
ジャパン ストラテジーセールス エナジーソリューション事業開発室
ディレクター
梅村 周市
14:40~15:10
セッション3
スマートハウスやスマートマンションへ求められるプラットフォームの可能性

「エネルギーの見える化」からスタートしたHEMSも、電力やガスなどのエネルギーの自由化が市場展開されることで、新たな利用に向けた展開が行われています。その中でも、「スマートハウスやスマートマンション向けに、これらの動きをどのように理解してその対応を行うか?」は悩ましい課題になります。一つの解決手段としては、「プラットフォーム」という概念を用いて、様々な宅内ソリューションと様々なサービスを「つなぐ」ことになります。岡谷鋼機の『smartfasaboプラットフォーム』をソリューション展開することで、「ZEH」やエネルギーの面的利用へ向けた対応が可能となりますので、その内容をご紹介します。

岡谷鋼機株式会社
エレクトロニクス本部
室長
永口 功
15:10~15:40
特別講演
正しい巨大市場理解で次世代都市ビジネスに参入
~IoTとビッグデータによる都市創造の実際

日本でも数年前スマートシティという言葉がはやり、多くの展示会や書籍が存在しました。その後まちづくりや地方創生という形で都市に関連した取り組みは進められています。ところが、この都市創造事業、スマートシティはもはや流行り言葉では無く、海外では巨大な市場にと成長しました。

特にヨーロッパ、アジアでの戦いは激しく、現在はISO標準まで出て来て各国の標準化団体とバトルすると言う事態にもなっています。また中国国内の都市創造は中国元の国際通貨化によりアジアに激しい進出をしてきています。日本企業の得意なグループビジネスでヨーロッパ各社が攻め込む中、日本企業がスマートシティビジネスにうまく参入できていません。

IoTもビッグデーターもスマートシティも、スマートシティビジネスの中の大きなビジネス要素なのですが、その言葉の意味が正確に日本に翻訳されていないため、ビジネスへの深刻な影響が伝わっていません。これらの重要なビジネス用語の本来の厳しい意味や背景、都市創造ビジネスの各国の実際の状況などについても解説します。

亜細亜大学 都市創造学部 教授
(電現ソリューション株式会社 取締役)
岡村 久和
講師プロフィール

1955年 東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。
1982年 日本IBMで電子部品石油化学業界等を担当。ERP、検索エンジンなど大型新規事業発足の後、環境ビジネス事業を立ち上げ、グリーンイノベーション事業推進部長、スマーターシティ事業 部長。
2011年 米ニューオーリンズ市長支援。
2012年 日本最大瀬戸内市の230MW太陽光発電所プロジェクトを立上げる。
2013年 内閣官房 個人情報保護法関連WG構成員、総務省地域情報化アドバイザー。
2015年 日本IBMを退職。電現ソリューション株式会社 取締役に就任。総務省電子政府委員。
2016年4月より亜細亜大学都市創造学部 教授に就任。

15:40~16:30
パネルディスカッション
自由化後、緊急提言!!!
電力システム改革と自由化でビジネスはどう変わるか≪第 3 弾≫

モデレーター
東京大学大学院
情報理工学系研究科
教授
江崎 浩
パネリスト
  • エバーグリーンエナジーイニシアティブ CEO 勝又 淳旺
  • 亜細亜大学 都市創造学部 教授 (電現ソリューション株式会社 取締役) 岡村 久和
  • 株式会社インターネットイニシアティブ プロダクト本部 基盤プロダクト開発部 副部長 齋藤 透
※講師、講演情報は内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。