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古河電工グループ、メガソーラー等の需要に拡大に対応、太径コルゲートケーブルの量産を開始

2015/07/24
(金)
SmartGridニューズレター編集部

2015年7月24日、古河電工グループの株式会社KANZACC(以下:KANZACC、大阪市北区、代表取締役社長:石橋 久和)は、波付鋼管外装ケーブル(以下:コルゲートケーブル)の太径サイズの量産を開始し、市場に本格投入しすることを発表した。

コルゲートケーブルの需要は、近年のメガソーラー設備の拡大により大きく需要が伸びている。さらに2020年の東京五輪を控え、首都圏では電線の地中化が計画されており、今後更なる需要拡大が予想されている。需要増に伴い、サイズ拡大ニーズあるいは短納期対応の要望が高まってきている。

同社は、市場からの需要増に対応し、コルゲートケーブルの最大径50φから80φとサイズ拡大を図り太物の量産化を可能にした。さらに生産能力も飛躍的に向上したことから、あらゆるサイズを短納期で納入することが可能となった。

製品特徴

  1. サイズ拡大による、コルゲート製造可能ケーブルの一例:
     ・600V CV 2心 3心:200sq~325sq
     ・6600V CV 3心:100sq~200sq
     
  2. 地中への直接埋設が可能
     
  3. 機械的強度に優れ、圧縮強度・内圧強度が向上
     
  4. 軽量で屈曲性能に富み、布設工事が容易

■リンク
KANZACC
 

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