2015年9月11日、新エネルギー・産業技術総合開発機構（以下：NEDO、理事長：古川一夫）は、日本国内における風力発電設備の導入・撤去に関して定期的に行っている実績調査である「日本における風力発電設備・導入実績」について、2015年3月末時点の調査結果の集計を完了し、公表した。
同調査データは、風力発電事業者や地方自治体などにおいて、最新の風力発電設備導入状況の把握などに活用されるとともに、国内外の風力発電やエネルギー業界の団体において公表される統計情報の基礎データとして利用される。
NEDOは、日本国内における風力発電設備の導入・撤去に関して、電力会社からの聞き取り調査による情報を集計し、国内にある単機出力10kW以上の系統連系されているすべての風力発電設備を対象として、導入実績調査を行った。2015年3月末時点の総設備容量は約293万kW、総設置基数は2,034基となっている（図1参照）。また、2014年度単年度においては、設置基数113基、設備容量で約24万kWの風力発電設備が導入された（図2参照）。
図1 日本における風力発電導入量の推移
図2 日本における年度別風力発電導入量の推移（当該年度内の廃止・撤去は含まず）
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