[ニュース]

富士通クオリティ・ラボ、品質改善を支援するクオリティ-LCMソリューションを提供開始

2015/11/18
(水)
SmartGridニューズレター編集部

2015年11月18日、富士通クオリティ・ラボ株式会社(以下:富士通クオリティ・ラボ、川崎市中原区、代表取締役社長:八木 悟)は、富士通グループ製品で長年培ったノウハウと経験を基に、製品ライフサイクル全般にわたり品質改善を支援するクオリティ-LCM(Life Cycle Management)ソリューションの提供を開始することを発表した。
同ソリューションにより、電気、電子分野の製造社だけでなく、IoTなど新たに電子化による価値向上を目指す顧客にも、商品品質の向上をワンストップで支援する(図参照)。
 図 クオリティ-LCMソリューション サービス体系概要イメージ

クオリティ-LCMソリューションでは、製品ライフサイクルにわたる品質改善をでサポートし、品質のプロフェッショナル「品質コンシェルジュ」が、顧客の困りごとの相談に乗り、アドバイスを行う。そして、顧客の課題解決に向けて「品質に対する体力向上支援サービス」および「実務代行サービス」を組み合わせ、最適なソリューションをカスタマイズして提案する。これにより、品質問題による失敗コストを未然に防止し、顧客の利益向上に寄与する。サービスメニューの体系と料金などは次の通り。

サービス・メニューと体系

  • 品質コンシェルジュサービス
    電子機器の品質ついて、包括的に対応するコンサルティングサービス。「品質コンシェルジュ」が、製品ライフサイクル全般を通じて、顧客の課題に対応したアドバイスを行い、顧客の状況に合わせた最適なソリューションを提案する。
     
  • 品質に対する体力向上支援サービス
    ISO9001などの品質に関連した認証取得支援や品質教育を行う。また、品質に関する顧客の標準文書の整備なども支援する。
     
  • 実務代行サービス
    購入部材の品質評価やサプライヤの監査、不具合原因の究明など、品質に関する顧客の業務の一部を代行する。

料金

  • 品質コンシェルジュサービス:19.8万円~/6カ月
  • 品質に対する体力向上支援サービス:個別見積もり
  • 実務代行サービス:個別見積もり

同ソリューションの導入効果として「品質改善によるユーザー満足度の向上」、「ブランド価値の向上」、「ビジネスの拡大」を見込めるだけでなく、「品質問題によるビジネスリスクの未然防止」、「失敗コストの削減による利益向上」など、マイナス要因の回避による二次的な効果も期待できる。


■リンク
富士通クオリティ・ラボ

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