[ニュース]

シャープ、クラウド蓄電池と組み合わせて電気を効率よく使える「DCハイブリッドエアコン」を発売

2015/11/27
(金)
SmartGridニューズレター編集部

2015年11月27日、シャープ株式会社(以下:シャープ、大阪市阿倍野区、代表取締役社長:髙橋 興三)は、同社製クラウド蓄電池と組み合わせることで、DC(直流)/AC(交流)の変換ロスを抑え、電気を効率よく使える「DCハイブリッドエアコン」3機種を発売することを発表した。同社は、業界で初めて※1、蓄電池の電力をDCのまま使うことができるエアコン(室外機)を実現した(写真参照)。
 写真 DCハイブリッドエアコン製品イメージ

ZEH(ゼロエネルギーハウス)や太陽光発電の自家消費時代に向け、今後、蓄電池のさらなる普及が見込まれており、DCハイブリッドエアコンは、太陽光発電システムや蓄電池を核とした先進の省エネ住宅を実現する新たなソリューションとして開発された。
クラウド蓄電池は、クラウドHEMS※2と組み合わせることにより、深夜の割安な電力を蓄えて、電気代が割高な時間帯に使用することが可能となる。DCハイブリッドエアコンは、クラウド蓄電池にDCで蓄えられた割安な電力を、電力ロスの大きいAC変換をすることなく、室外機にそのまま供給でき、蓄電池からAC給電する場合と比べ、電力の変換ロスを最大で約5%低減させる※3
また、クラウドHEMSが、蓄電池およびエアコンと連携し、時間帯や太陽光発電の状況、蓄電池の残量などに応じて、DC/ACを自動で切り替えて最適な運転を行う※4。(図参照)
 図 DCハイブリッドエアコン 運転イメージ図

さらに、稼働中のエアコンが「蓄電池の電気による運転(DC)」や「太陽光発電の電気による運転(AC)」の場合に、エアコン本体の表示ランプや音声で告知される※5

今後、シャープは、エネルギー機器と家電製品を手掛ける強みを活かし、クラウド蓄電池と省エネ家電を賢く連携させて、一歩進んだ省エネを実現する次世代のエネルギーソリューションを提案していく。


※1 国内家庭用エアコンと蓄電池のシステムにおいて。シャープ調べ。(2015年11月27日現在)

※2 対象機種<JH-RTP4/JH-RTP5>。

※3 蓄電池からエアコン室外機へAC給電する場合とDC給電する場合の電力変換ロスの比較において。

※4 太陽光発電時には、太陽光発電による運転を行い、クラウド蓄電池から室外機へのDC給電は行わない。

※5 音声に告知は、スマートフォン用アプリケーション「ココロボ~ド」に同エアコンを登録する必要がある。

■リンク
シャープ

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