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岡山県美作市で42MWのメガソーラーが運転開始、ゴルフ場跡地を活用

2016/10/13
(木)
SmartGridニューズレター編集部

米GE Energy Financial Servicesは、同社が米Virginia Solar Groupと共同で保有する「パシフィコ・エナジー美作武蔵メガソーラー発電施設」が商業運転を始めたと発表した。

米GE Energy Financial Servicesは2016年10月11日、同社が米Virginia Solar Groupと共同で保有する「パシフィコ・エナジー美作武蔵メガソーラー発電施設」が商業運転を始めたと発表した。このメガソーラーの建設は、Virginia Solar Groupの100%子会社であるパシフィコ・エナジー株式会社が管理した。完成後の運用、保守も同社が担当する。

図 パシフィコ・エナジー美作武蔵メガソーラー発電施設

図 パシフィコ・エナジー美作武蔵メガソーラー発電施設

出所 General Electric

このメガソーラーは岡山県美作市のゴルフ場跡地を利用して建設したもの。敷地面積は122ヘクタール(122万m2)で、出力は42MW。発電した電力は固定価格買取制度を利用して全量を中国電力に売電する。

設計、資材調達、建設は東洋エンジニアリングが担当し、太陽光発電パネルは中国の英利緑色能源(Yingli Green Energy Holding)が供給した。また、インバータや変電所関連の機器は東芝三菱電機産業システム株式会社が設置した。

GE Energy Financial ServicesとVirginia Solar Groupは、2016年3月に稼働開始した「久米南メガソーラープロジェクト(岡山県久米南町:出力は32MW)」を手掛けており、2018年上半期の稼働開始を目指して、宮崎県宮崎市細江に出力96.2MWのメガソーラー建設を進めている。


■リンク
General Electric

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