[ニュース]

東芝が水素燃料電池船向けに燃料電池を納入、2020年の実運用開始を目指して

2016/11/25
(金)
SmartGridニューズレター編集部

東芝は、NREG東芝不動産と国立大学法人東京海洋大学に燃料電池船向けの燃料電池を納入したと発表した。

東芝は2016年11月24日、NREG東芝不動産と国立大学法人東京海洋大学に燃料電池船向けの燃料電池を納入したと発表した。NREG東芝不動産と東京海洋大学は共同で燃料電池船について研究を進めており、実験船「らいちょうN」を運行している。東芝が今回納入した燃料電池はらいちょうNに向けたものだ。

図 燃料電池実験船「らいちょうN」(左)と、燃料電池を搭載した部分(右)

図 燃料電池実験船「らいちょうN」(左)と、燃料電池を搭載した部分(右)

出所 東芝

今回は定置用純水素燃料電池を2台納入した。出力はそれぞれ3.5kW。この燃料電池は純粋な水素で発電するため、CO2を発生させないという利点がある。また、運転開始から短時間で発電できるという点も特徴だ。

NREG東芝不動産と東京海洋大学は2020年に水素燃料電池船の実運用開始を目指して研究に取り組んでいる。実験船らいちょうNの運行も、その研究の一環だ。らいちょうNの実験運行を通して、純水素燃料電池を海上で運用する際の課題の抽出を進めている。

現在、国土交通省が燃料電池船の安全ガイドラインの策定を進めている。らいちょうNの試験運行から得た成果は、安全ガイドラインの策定にも活用する予定となっている。


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東芝

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