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STマイクロ、IoTのセンサー機器開発に向く小型センサーモジュールを発売

2016/12/13
(火)
SmartGridニューズレター編集部

STマイクロエレクトロニクスは、加速度センサーなど複数のセンサーを集積した小型モジュール「SensorTile」を発売した。

STマイクロエレクトロニクス(STマイクロ)は2016年12月13日、加速度センサーなど複数のセンサーを集積した小型モジュール「SensorTile」を発売した。STマイクロエレクトロニクスの代理店、あるいはSTマイクロエレクトロニクスのWebサイトから購入できる。価格は約89ドル。

図 SensorTile。13.5mm四方のボードに多様なセンサーを集積している

図 SensorTile。13.5mm四方のボードに多様なセンサーを集積している

出所 STマイクロエレクトロニクス

SensorTileは、13.5mm四方のボードに3軸加速度センサー、3軸ジャイロセンサー、3軸地磁気センサー、圧力/大気圧センサー、MEMSマイクロフォンを集積したもの。これに加えて、ARMのCortex-M4コアを搭載したマイクロコントローラー「STM32L476」と、2.4GHz帯の無線通信機能を提供するプロセッサ「BlueNRG-MS」も搭載している。

SensorTileは、Bluetooth Low Energy(BLE)の通信機能を持っており、センサーが検知した値をBLEで送出できる。機器に組み込んで、電源を入れるとすぐにBLEでデータの発信を始める。このデータは、ST Microelectronicsが配布しているiOS/Android向けアプリケーション「BlueMS」で確認できる。STマイクロエレクトロニクスのセンサーモジュールが発信したBLEの信号を受信し、データを表示するアプリケーションだ。

図 BlueMSの画面、ST Microelectronicsが発売している各種センサーモジュールが計測した値を表示する

図 BlueMSの画面、ST Microelectronicsが発売している各種センサーモジュールが計測した値を表示する

出所 ST Microelectronics

SensorTileを利用したプログラムの開発には、ST Microelectronicsが提供している「STM32Cube」を利用できる。STM32CubeはオープンソースのリアルタイムOS「FreeRTOS」や開発ツール「STM32CubeMX」、TCP/IPスタック、ファイルシステムのほか各種ライブラリとサンプルプログラムをセットにしたもの。ライブラリとサンプルプログラムを活用することで、開発者は短時間でプログラムを開発できる。STM32CubeMXはST MicroelectronicsのWebサイトからダウンロードできる。

また、STマイクロエレクトロニクスはSensorTileに拡張ボード、リチウムポリマー充電池、格納用プラスチック製ケースをセットにした「SensorTile Kit」の提供も始めた。拡張ボードには、Arduino仕様のインタフェースや、Micro-USBコネクタ、MicroSDカードスロットなどが備わっており、試作品の開発期間短縮に役立つ。ST MicroelectronicsのWebサイトで販売しており、価格は約81ドル。

図 SensorTile Kitのパッケージ

図 SensorTile Kitのパッケージ

出所 ST Microelectronics


■リンク
STマイクロエレクトロニクス

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