[ニュース]

双日、ペンシルバニア州に建設中のシェールガス火力発電所に出資

2017/04/07
(金)
SmartGridニューズレター編集部

双日は、アメリカ、ペンシルバニア州で建設中の天然ガス火力発電所に出資したと発表した。

双日は2017年4月6日、アメリカ、ペンシルバニア州で建設中の「バーズボロー天然ガス火力発電所(Birdsboro Power, LLC)」に出資したと発表した。同発電所の株式を100%保有している米Ares EIF Management社から、33.33%の株式の譲渡を受ける契約を結んだ。

バーズボロー天然ガス火力発電所はペンシルバニア州バークス郡バーズボローに建設中で、2019年春ごろに商業運転開始を予定している。ガスタービンと、ガスタービンの排気で作った蒸気で回す蒸気タービンの2つのタービンで発電するコンバインドサイクル方式となる予定。ガスタービンと蒸気タービンにはGeneral Electric社の最新製品を導入する予定で、発電所の合計出力はおよそ488MWとなる見込み。

図 バーズボロー天然ガス火力発電所の完成予想図

図 バーズボロー天然ガス火力発電所の完成予想図

出所 双日

この発電所で発電した電力は地域送電機関(Regional Transmission Organization:RTO)であるPJMが開設している電力卸売市場を通して、アメリカ北東部13州とワシントンDCに供給する。

燃料となるガスはアメリカ北東部に広がるシェールガス田から調達する。現在のところ、アメリカ最大のシェールガス田であるマーセラス(Marcellus)と、カナダのケベック州にまで広がるユティカ(Utica)の両ガス田から調達する予定だ。近隣で手に入る安価なガスを燃料とすることで、収益の最大化を狙う。

PJMが管轄するアメリカ北東部では、老朽化した石炭火力発電所の退役や、原子力発電所の運用停止によって、新設の電力供給源に対する強い需要がある。双日は今後もアメリカで電力に対する投資が拡大すると見て、積極的に発電事業に取り組む姿勢を見せている。


■リンク
双日

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
 2015年頃より、IoT(InternetofThings)や人工知能(AI)が注目され始め、これらの技術を使って家電や自動車などあらゆるモノがネットワークにつながり、効率的な社会を創造することが期...
 いよいよ日本でも、IoT時代に必須のLPWA(Low Power wide Area、省電力型広域無線網)サービスがスタートします。  第4次産業革命に向けて、エネルギー、ヘルスケア、製造業、...
 NIST(米国国立標準技術研究所)が2009年11月に立ち上げた委員会「SGIP」(スマートグリッド相互運用性パネル)は、2013年にSGIP 2.0となり、新たな活動を展開している。  SG...