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IKEAがインディアナ州に建設中の新店舗に1.34MWのメガソーラー設置へ、日本でも計画進行中

2017/04/25
(火)
SmartGridニューズレター編集部

IKEA U.S.社は、インディアナ州に建設中の新店舗の屋上にメガソーラーを設置する計画を発表した。

スウェーデンIKEA社の米国法人であるIKEA U.S.社は2017年4月14日(現地時間)、インディアナ州に建設中の新店舗の屋上に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置する計画を発表した。新店舗はインディアナ州の州都であるインディアナポリス市の北東25kmほどのところに位置するフィッシャーズ市に建設中で、2017年秋に開店の予定。メガソーラーの設置は今春遅くに始まり、開店前の夏に完了する予定だとしている。

図 インディアナ州フィッシャーズ市に建設中の新店舗の完成予想図

図 インディアナ州フィッシャーズ市に建設中の新店舗の完成予想図

出所 IKEA U.S.社

設計、調達、施工(EPC:Engineering、Procurement、Construction)はアメリカREC Solar社が担当する。メガソーラーを設置する屋根の面積はおよそ2万346m2(21万9000ft2)。ここにREC Solar社製の太陽光発電モジュールを3888枚設置する。最大出力は1.34MW(1340kW)で、IKEA U.S.社は年間発電量をおよそ1.75GWh(175万2845kWh)と見込んでいる。これはアメリカの一般世帯に年間電力消費量にするとおよそ182軒分に当たる。また、年間で1358トン分のCO2排出量削減効果が期待できるという。

今回のメガソーラーは、IKEA U.S.社がアメリカ国内の店舗に設置する太陽光発電設備としては、47番目に当たり、インディアナ州内の建物の屋上にあるメガソーラーの中でも最大の規模になるという。IKEA U.S.社は90%の店舗の屋上に太陽光発電設備を設置しており、その出力を合計すると42MWを超えるという。そして、これらの太陽光発電設備はリースや電力買い取り契約で設置したものではなく、IKEA U.S.社自身が保有し、運営している。

店舗の屋上にメガソーラーを設置するという動きは、日本でも進行している。IKEAの日本法人であるイケア・ジャパンは、2017年秋の開店を目指して、「IKEA長久手(仮称)」の建設を進めている。所在地は愛知県長久手市神門前(じんもんまえ)。イケア・ジャパンにとって東海地方に建設する初めての店舗になるという。

図 愛知県長久手市に建設中の新店舗の完成予想図

図 愛知県長久手市に建設中の新店舗の完成予想図

出所 イケア・ジャパン

この店舗の屋上には、最大出力が1.3MW(1300kW)のメガソーラーを設置する計画だ。イケア・ジャパンはこれまで、IKEA福岡新宮(750kW)、IKEA立川(1MW)など、店舗屋上に太陽光発電設備を設置してきたが、長久手市に建設中の店舗に設置する太陽光発電設備はイケア・ジャパンの店舗としては最大の規模になる。

IKEAはこれまでに全世界で70万枚以上の太陽光発電モジュールを設置し、300基ほどの風力発電機を設置している。IKEA社は全世界の店舗に再生可能エネルギーを導入するために、2020年までにさらに25億米ドルを投資すると宣言している。そして、2020年までに電力を自給できるようにすることを目指すとしている。


■リンク
IKEA U.S.社
イケア・ジャパン

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