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NEC、アメリカの蓄電池子会社がチリで2MWの大規模蓄電池システムを受注

2017/05/10
(水)
SmartGridニューズレター編集部

アメリカNEC Energy Solutions社は、チリの電力会社から大規模蓄電池システム構築の注文を受け、契約を締結したと発表した。

アメリカNEC Energy Solutions社は2017年5月9日、チリの電力会社から大規模蓄電池システム構築の注文を受け、契約を締結したと発表した。NEC Energy Solutions社はNECの100%子会社で、マサチューセッツ州ウェストボローに本社を置いている。

発注したのは世界で電力、ガス事業を手掛けるフランスENGIE社の子会社で、チリ北部では最大規模の電力会社であるENGIE Energía Chile社。蓄電池システムは、チリ北部のアリカ市の変電所に設置する。2017年内に稼働開始の予定。

設置する蓄電池システムはNEC Energy Solutions社の「GRID STORAGE SOLUTION(GSS)」。GSSは蓄電池システムとして必要なものを物流コンテナに詰め込んだもので、詰め込む蓄電池の容量と種類を顧客が指定すればすぐに製造に入る。今回はリチウムイオン蓄電池を使用した出力2MW(2000kW)、蓄電容量2MWh(2000kWh)以上のシステムを受注した。

図 NEC Energy Solutions社の「GRID STORAGE SOLUTION(GSS)」。物流コンテナに蓄電池システムとして必要なものを詰め込む

図 NEC Energy Solutions社の「GRID STORAGE SOLUTION(GSS)」。物流コンテナに蓄電池システムとして必要なものを詰め込む

出所 NEC

ENGIE Energía Chile社は蓄電池システムが完成したら、電力系統を安定させる「アンシラリーサービス」に活用する予定。具体的には、太陽光発電や風力発電の発電量の変化の吸収や、ピークシフトなどに活用する。

ちなみに今回の受注は、NEC Energy Solutions社としてはチリにおける3例目の受注となる。初受注は2009年で、これまでに32MW分の蓄電池システムを納入し、電力系統に接続しているという。


■リンク
NEC Energy Solutions社
NEC

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