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ノンプログラミングでエッジコンピューティングを導入、インフォテリアがソフトを発売

2017/06/26
(月)
SmartGridニューズレター編集部

インフォテリアは、エッジコンピューティング機器向けのソフトウェア「Gravio(グラヴィオ)」を発売した。

インフォテリアは2017年6月21日、エッジコンピューティング機器向けのソフトウェア「Gravio(グラヴィオ)」を発売した。IoTのセンサー機器からのデータ取得や加工、クラウドとの連携、データ解析結果に応じた機器の制御などの機能を提供する。Windows 10パソコンにインストールして、簡単な設定ですぐに使えることが特徴だ。

Gravioの最大の特徴は、インフォテリアのほかのソフトウェアと同じようにプログラミング作業を不要としている点。設定画面に、利用できる機能をアイコンの形で並べて、その順番をドラッグアンドドロップで入れ替えて、それぞれの機能について少しだけ設定すれば、IoTのセンサー機器からデータを収集して、加工するなどの処理を実装できる。

図 Gravioで、センサー機器からのデータを処理する流れを設定しているところ

図 Gravioで、センサー機器からのデータを処理する流れを設定しているところ

出所 インフォテリア

接続する機器については、基本的にWindows 10のデバイスドライバが存在するものならすべて対応する。RS-232Cポートから、無線通信方式「EnOcean」まで幅広く対応する。センサー機器から収集したデータを蓄積し、各種アルゴリズムで分析する機能も提供する。分析結果を受けて、ネットワークでつながっている機器を制御する機能も持つ。

また、分散配置した多数のセンサー機器の位置と役割を把握、管理する機能も持つ。オフィスのレイアウト図などに重ねて、特定の種類のセンサーの位置を表示する機能を備えている。

図 センサーの種類ごとにレイヤーを作って、それぞれのレイヤーに温度センサー、湿度センサー、EnOceanの無線通信機器の位置を表示したところ

図 センサーの種類ごとにレイヤーを作って、それぞれのレイヤーに温度センサー、湿度センサー、EnOceanの無線通信機器の位置を表示したところ

出所 インフォテリア

管理できる機器の数によって4種類のグレードを用意する。最もシンプルな機能を提供する「Gravio Basic」は無償で提供する。機器管理の際のエリア数やレイヤー数、収集したデータを処理するスケジュールタスクの数を増やした「Gravio Standard」は月額2万円(税別:以下同様)。この2グレードは6月21日から提供を始める。

12月には、Gravio専用のクラウドサービスとの連携機能を持たせた製品を発売する。Standardに比べて、スケジュールタスク数、機器管理の際のエリア数やレイヤー数を増やし、さらにクラウドにデータを送信するなどの連携機能をもたせた「Gravio Premium」は月額15万円(年額にすると150万円)。Premiumよりも大規模なセンサーネットワークを管理でき、クラウドとの連携機能も持つ「Gravio Enterprise」は年額300万円で提供する。


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インフォテリア

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