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NTTファシリティーズ、岩手県と千葉県で相次いでメガソーラー運転開始

2017/10/06
(金)
SmartGridニューズレター編集部

NTTファシリティーズは、岩手県奥州市前沢区で「奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所」を、千葉県香取市で「F香取太陽光発電所」の運転を開始した。

NTTファシリティーズは2017年10月5日、岩手県奥州市前沢区に建設中だった大規模太陽光発電所(メガソーラー)「奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所」が完成し、運転を開始したと発表した。さらに10月6日には、千葉県香取市に建設中だった大規模太陽光発電所(メガソーラー)「F香取太陽光発電所」が完成し、運転を開始したと発表している。

奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所は、奥州市が「奥州万年の森公園大規模太陽光発電施設設置・運営事業者公募」で、市有地にメガソーラーを建設する業者を募集。NTTファシリティーズが応募し、担当業者として選定を受けて、建設を始めた。この太陽光発電所はNTTファシリティーズにとって76カ所目の太陽光発電所となるが、岩手県に建設するのは今回が2件目。

設計、調達、施工(EPC:Engineering、Procurement、Construction)をNTTファシリティーズ自身が担当した。完成後の運営はNTTファシリティーズが100%出資で設立した「奥州万年の森ソーラー合同会社」が受け持つ。この会社は奥州市と連携しながら、隣接する「奥州万年の森公園」への植樹活動など、自然環境保護の活動にも取り組む。

図 「奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所」の全景

図 「奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所」の全景

出所 NTTファシリティーズ

奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所の所在地は岩手県奥州市前沢区石田(まえさわくいしだ)。奥州市の市有林を賃借して太陽光発電所を建設し、発電事業を展開する。敷地面積は約56ha(56万m2)。ここに、中国Suntech Power社の太陽光発電モジュールを約5万6000枚並べた。パワーコンディショナーは日立製作所の製品を採用した。

発電所の合計最大出力は約17.76MW(1万7758.4kW)。NTTファシリティーズは、年間発電量を約17.21GWh(約1万7210MWh=1721万kWh)と見込んでいる。一般世帯の年間電力消費量に換算すると約4800世帯分に当たる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を東北電力に売電する。売電単価は1kWh当たり36円(税別)。

「F香取太陽光発電所」でも、EPCはNTTファシリティーズ自身が担当した。完成後の運営もNTTファシリティーズ自身が受け持つ。この太陽光発電所はNTTファシリティーズにとって77カ所目の太陽光発電所となるが、千葉県に建設するのは6カ所目。

図 「F香取太陽光発電所」の全景

図 「F香取太陽光発電所」の全景

出所 NTTファシリティーズ

F香取太陽光発電所の所在地は千葉県香取市大戸字原山(おおとあざはらやま)。個人の地権者の土地を賃借して太陽光発電所を建設し、発電事業を展開する。敷地面積は約6.8ha(6万7721m2)。ここに、中国Jinko Solar社の太陽光発電モジュールを9756枚並べた。パワーコンディショナーは日立製作所の製品を採用した。

発電所の合計最大出力は約3.12MW(3121.92kW)。NTTファシリティーズは、年間発電量を約3.412GWh(約3412MWh=341万2000kWh)と見込んでいる。一般世帯の年間電力消費量に換算すると約950世帯分に当たる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を東京電力エナジーパートナーに売電する。売電単価は1kWh当たり27円(税別)。

NTTファシリティーズは現在、2017年中の運転開始を目指して、3カ所でメガソーラーの設を進めている。1カ所目は福島県双葉郡大熊町。北芝電機と大熊町と共同で「大熊エネルギー・メガソーラー発電所」(出力およそ11.67MW=1万1669kW)を建設中だ。2カ所目は福島県南相馬市小高区。ここに北芝電機と共同で「南相馬川房発電・メガソーラー発電所」(出力およそ14.26MW=1万4256kW)を建設している。3カ所目は和歌山県岩出市。ここに「F岩出太陽光発電所」(出力およそ約8.83MW=8825.6kW)の建設を進めている。


■リンク
NTTファシリティーズ(奥州万年の森メガソーラー太陽光発電所)
NTTファシリティーズ(F香取太陽光発電所)

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