[技術動向]

RFIDの基礎と最新動向(8):非接触ICカード・後編 拡大を続ける非接触ICカードと電子マネー

2007/03/13
(火)
SmartGridニューズレター編集部

本連載「RFIDの基礎と最新動向」では、2006年から各種産業分野で本格的な運用事例が目立ちはじめたRFIDの基礎から応用例、最新動向までを取り扱います。第7回目と今回の第8回目は、FeliCaやSuicaで代表される非接触ICカードを取り上げます。なぜRFIDの連載で非接触ICカードを取り上げるのかと思うかもしれませんが、非接触ICカードとリーダー/ライターが通信する基本の仕組みは、RFIDそのものです。また、通信の仕組み以外の部分でも、非接触ICカードとRFIDの間に明確な線を引くことは容易ではありません。そこで、第8回目の今回は、非接触ICカードの製品やサービスなどを紹介します。

非接触ICカードの製品-ISO/IEC 14443

非接触ICカードの国際標準は、ISO/IEC 14443であり、タイプAとタイプBの2種類があります(詳細は前回の記事を参照 )。また、国際標準にはなりませんでしたが、日本では、FeliCaが最大のシェアを持っています。

ISO/IEC 14443 タイプAは、フィリップスによって開発され、現在はフィリップスから独立したNXPセミコンダクターズから、「MIFARE Standard」という製品名で提供されています。メーカー発表によれば、2億個以上が出荷され、1995年の発表から5年後の2000年時点で、85%の世界シェアを得ています。

利用実績は、公共交通の乗車券(ソウル、ロンドン、北京、台北、釜山などで採用、あるいは採用が決定)、有料道路の料金収受、駐車場での料金収受や入場制限、ガソリンスタンドでの料金収受、入退出管理、フランス郵政省での配達先探索などがあります。日本国内では、ICテレホンカードに使われていました。

ISO/IEC 14443 タイプBは、モトローラによって開発され、モトローラからは、現在「MM4000L」という製品名で提供されています。後発であるため、世界的なシェアは、タイプAよりはるかに小さいと言われています。モトローラは、非接触ICカードだけでなく、接触ICカードも開発・製造していて、むしろ、接触ICカードの方に力が入っているような印象すら受けます。

また、非接触と接触の両方に対応するコンビネーション型ICカードも提供しています。非接触ICカードの用途としてモトローラが挙げているのは、公共交通の乗車券、入退出管理、ポイントカード、プリペイドカードなどです。日本国内では、住民基本台帳カードにタイプBが採用されているほか、タイプBと接触型の両方に対応するコンビネーション型も採用されています。しかし、住民基本台帳カードの発行数は、総務省の発表によると2006年8月末時点で約109万枚であり、2007年2月末時点で約1,911万枚を発行しているJR東日本のSuicaをはるかに下回っています。

非接触ICカードの製品-FeliCa

FeliCa(フェリカ)には、非接触ICカードの「FeliCaカード」と、携帯電話などに非接触ICカードと同じ機能を搭載するための「モバイルFeliCa」の2種類があります。FeliCaもモバイルFeliCaも基本的な機能は同じですが、若干異なる部分もあるので、モバイルFeliCaについては、次の項目で取り上げます。

FeliCaは、JR東日本の次世代乗車券として開発が進められました。なお、JR東日本によるFeliCa(Suica)の開発ストーリーについては、JR東日本のWebサイト に掲載されています。

現在は、JR東日本のSuicaのほか、JR西日本のICOCA、スルッとKANSAIのPiTaPa、JR東海のTOICAといった、交通系の非接触ICカードとして採用されています。また、2007年3月18日にサービスが開始される、首都圏の私鉄、地下鉄、バスなどで利用できる非接触ICカード「PASMO」にも採用されていて、発行数の拡大がさらに進むことが予測されます。

さらに、交通機関での利用のほか、電子マネーや入退出管理、会員カードなどとしても利用されています。2007年3月には、ソニーからFeliCaチップの累積出荷数が2億個に達したとの発表がありました。そして、2億個のうち約80%がFeliCaカード用、残りがモバイルFeliCa用ということです。

FeliCaもISO/IEC 14443と同様に、ICカードとリーダー/ライターの通信には、13.56MHz帯の周波数を使用し、電源は電磁誘導で供給します。

一方、FeliCaとISO/IEC 14443との、性能面での大きな違いは、通信速度にあります。ISO/IEC 14443は、いずれのタイプも106kbpsであるのに対して、FeliCaでは、212kbpsという2倍の速度を実現しています。さらにICカード内部の処理も高速化が図られています。この速度により、JR東日本から提示された、自動改札を1分間に45名以上通過させるという課題をクリアできたと考えられます。ちなみに、改札の通過にあたっては、ICカードの「検出→認証→読み取り→書き込み」という一連の処理が、0.1秒で行われています。

もう1つの違いは、高度なセキュリティ機能です。FeliCaには、高度な暗号化機能が搭載されていて、ICカードとリーダー/ライター間の通信だけでなく、リーダー/ライターとその先に接続されているコントローラとの間も暗号化されて通信が行われます。このようなことで、FeliCaは、非接触ICカードとしては世界で初めて、セキュリティ評価の国際標準であるISO/IEC 15408 EAL4の認定を受けています。

このほかFeliCaには、1枚のカードで複数のアプリケーション(データ)を管理できる機能があります。同時に複数のデータを使用する際でも、縮退鍵という複数のアクセス鍵から生成される(暗号化された)鍵を使用することで、1回の相互認証で済むようになっています。

FeliCaは、非接触ICカードとしては国際標準になりませんでしたが、ソニーとフィリップス(現NXPセミコンダクターズ)が中心になって立案したNFC(Near Field Communication、近距離無線通信)の電波インタフェースとプロトコルが、ISO/IEC 18092(NFCIP-1:Near Field Communication Interface and Protocol)として国際標準になりました。電波インタフェースは、FeliCaとMIFAREの上位互換になっていて、例えば、ISO/IEC 18092に準拠したリーダー/ライターなら、FeliCaとMIFAREの両方の非接触ICカードを読むことができます。

ISO/IEC 18092に対応したリーダー/ライターの製品もすでに登場していて、例えば、NTTドコモグループの株式会社ドコモ・システムズからは、2007年2月に、1台でFeliCaとMIFAREの両方に対応したリーダー/ライターの提供が開始されました。

FeliCaには、いくつかのモデルがありますが、RC-S853とRC-S854という2種類のモデルでは、社団法人 日本鉄道技術協会の特別部会である「日本鉄道サイバネティックス協議会」が定めるICカード規格「サイバネ規格」に準拠しています。

この規格は、「鉄道事業者がICカード出改札システムを用いて、連絡運輸に必要な設備の導入が円滑におこなえるように基本的な技術仕様をルール化したもの」(ソニーWebサイトより)です。また、日本国内を対象にICカード標準化などの活動を行っている有限責任中間法人日本ICカード利用促進協議会 (JICSAP)の「JICSAP ICカード仕様V2.0」にも準拠しています。

2006年11月に、ソニーとNXPセミコンダクターズは、2007年上半期に非接触ICカードに関する合弁会社を設立することで基本合意したことを発表しました。また、同年同月、ソニーは富士通と共同で、次世代のFeliCaチップを開発したことを発表しています(メモリが9KBに拡大し、データ転送速度は424kbpsに対応。詳しくはこちら を参照)。

非接触ICカードの製品-モバイルFeliCa

FeliCaを携帯電話などの携帯端末に内蔵して非接触ICカードとして利用できるようにしたものです(写真1)。FeliCaとは異なり、携帯電話から電源を供給する必要があります。このため、通話より消費電力は少ないものの、電池残量が完全になくなった状態では、モバイルFeliCaを利用できません。また、携帯端末が故障した場合などには、モバイルFeliCaも使えなくなる可能性があり、後処理がやっかいになることもあります(ドコモでは、903シリーズから、端末の移行を容易にするサービスが開始されました)。

FeliCaカードでは、発行の際に、サービス提供者があらかじめ提供するサービスを決めておく(アプリケーションを事前に入れておく)必要があるのに対して、モバイルFeliCaでは、ユーザー自身の手によってネットワークを経由してアプリケーションをダウンロードし、必要な設定を行うこと(オンライン発行)で、アプリケーションの追加や削除をあとから行えます。また、リーダー/ライターにかざすことなく携帯電話だけで、電子マネー残額の確認や、携帯電話を利用しての電子マネーのオンライン・チャージ、チケットのダウンロードなどを行えます。

モバイルFeliCaを搭載した携帯電話は、2004年にドコモが最初に提供を開始し、翌2005年には、auとSoftBank(当時はvodafone)が提供を開始しました。ドコモは、モバイルFeliCaを搭載した携帯電話に「おサイフケータイ」という名称を付け、登録商標としましたが、「おサイフケータイ」は、auとSoftBankにライセンスされ、モバイルFeliCaを搭載した携帯電話は、すべて「おサイフケータイ」ということになりました。

『ケータイ白書2007』(インプレスR&D刊)によれば、2006年10月時点でのおサイフケータイの保有者は、調査対象者の37.4%で、そのうち29.9%が、おサイフケータイの利用経験があると回答しています。さらに、利用経験があるユーザーのうち59.1%が今後も積極的におサイフケータイを利用したいと回答しています。この数字を見れば、おサイフケータイには、普及に向けての大きな余地があると感じられるでしょう。

写真1 モバイルFeliCaチップ
写真1 モバイルFeliCaのICチップ

非接触ICカードの製品-セーフティパス

NTTコミュニケーションズの提供するサービスで使用するICカードで、接触型とコンビネーション型の2種類が用意されています。セーフティパス(写真2)は、ICカードを利用した本人認証サービスとしてインフラを含めて提供されるもので、この認証をベースに電子マネーの「ちょコム 」、電子チケット、IDキーホルダー(IDとパスワードの保管サービス)といったアプリケーションが提供されます。

ちょコムは、オークションやeコマースの決済などに利用されており、チャージの上限が50万円と高いことから、それなりに普及すると予想していましたが、一部の提携カードを除いて2007年10月末でサービスを終了することが発表されました。また、一部の提携カードを除いて、すでに新規の申し込みは中止されています。なお、法人ユーザーを対象にしたセーフティパスビジネスについては、サービスが継続されるようです。

写真2 セーフティパス
写真2 セーフティパス(コンビネーション型)

非接触ICカードを利用したサービス-交通系

FeliCaの最初の用途が乗車券であることは、すでに紹介したとおりです。そして、現在の日本で、最も多く非接触ICカードが使われているのが、乗車券などの「交通系」と呼ばれる分野です。最初にサービスが始まったのは、JR東日本のSuicaで、首都圏を中心としたエリアが対象になりました。

2001年11月にサービスを開始し、サービス開始から3カ月でSuicaの利用者が200万人を超え、翌年の10月には500万人を超えました。そして、2003年11月には、JR西日本のICOCAのサービスが開始されました。SuicaもICOCAも事前にチャージの必要なプリペイド方式ですが、2004年8月にサービスが開始された関西の私鉄が共同で運営するスルッとKANSAIのPiTaPaでは、後払いとなるポストペイ方式が採用されました。これらのほかにも、JR東海のTOICA、北見バスのICバスカード、遠州鉄道のナイスパス、長崎バスほか6社の長崎スマートカードなどのサービスが提供されています。

また、首都圏の私鉄、地下鉄、バスで共通して利用できるPASMOが2007年3月18日からサービスを開始します。PASMOとSuicaは、PASMOのサービス開始と同時に相互利用(首都圏ICカード相互利用サービス)も開始し、例えば、PASMOの対応路線でSuicaを利用できるほか、PASMO対応路線の駅から乗車して、Suica対応路線の駅で下車することも可能です。PASMOのサービス開始により、Suicaの発行数の伸びは鈍化するかもしれませんが、SuicaとPASMOを合わせた発行数は、大きく拡大するでしょう。

Suicaのサービスがスタートして3年目の2004年3月、Suicaによるショッピングサービスがスタートしました。これは、商品購入などの決済にSuicaを利用できるというもので、駅構内の売店(駅ナカ)からスタートし、ショッピングサービス開始の半年後の9月には、駅の外(街ナカ)でも利用できるようになり、対応店舗の拡大が続いています。ICOCAやPiTaPaも同様にショッピングサービスをスタートし、交通系の非接触カードは、乗車券としてだけでなく、電子マネーとしても利用範囲を広げています。

おサイフケータイの登場に伴い、Suicaもおサイフケータイへの対応を行い、2006年1月には、モバイルFeliCaを利用する「モバイルSuica」もスタートしました。モバイルSuicaでは、携帯電話の通信機能を利用して、クレジットカードを利用してのチャージができるようになったほか、携帯電話の通信エリア内ならどこでもグリーン券を購入できるようになりました。また、2006年10月には、クレジットカードを登録しなくても利用できるEASYモバイルSuicaも登場しました。

交通系の非接触ICカードの中では、Suicaが常に先行して新しいサービスを提供している印象を受けるかもしれませんが、すべてではありません。例えば、小児用のSuicaが3月18日から発行されますが、ICOCAでは、すでに「こどもICOCA」としてサービスが提供されています。

非接触ICカードを利用したサービス-電子マネー

Suicaのサービス開始と同じ2001年11月に、FeliCaを利用した電子マネー「Edy 」のサービスが開始されました。Edyは、株式会社ビットワレットにより運営され、飲食店、am/pmなどのコンビニ、ヨドバシカメラなどの量販店、全日空ホテル、コスモ石油などで利用できます。ビットワレットの株主は、ソニーグループ、ドコモ、全日空などで構成されています。

おサイフケータイの登場に伴い、Edyもおサイフケータイに対応しました。カード型のEdyと同様に使えるほか、携帯電話の通信機能を利用してクレジットカード、銀行口座、郵便貯金からチャージできます。また、Edy登録をしたおサイフケータイ(Edyケータイ)の間で、チャージされている金額(Edyマネー)をやりとりできる「Edy to Edy」というサービスも提供されています。

現在のところ、日本国内で電子マネーサービスを専業としているのは、ビットワレットだけで、電子マネーの利用金額からみても大きくありませんが(『電子決済総覧2006』(シーメディア刊)によれば、2006年時点で4%程度です)、利用店舗の拡大や提携の拡大、リーダー/ライターの共用化などにより状況は変わるかもしれません。

非接触ICカードを利用したサービス-クレジット

日本国内では、2002年4月に、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルによりFeliCaを使用したクレジットカードサービス「eLIO」(エリオ)がスタートしました。FeliCaを利用することでクレジットカードの安全性を高めるとともに、インターネットショッピング利用の際には、PCに接続したリーダー/ライター「パソリ」にカードを載せるだけで、クレジットでの支払いを行うことができます。FeliCaを利用しているので、クレジットカード機能のほかに、Edyや身分証明書、入退出管理、電子チケットなどの機能を追加することができます。

2003年6月には、JR東日本により「ビュー・スイカ」カードの発行が始まりました。これは、クレジットカードとSuicaの機能の両方を搭載したカードで、JR東日本の設置するATMを使用することで、クレジットカードからSuicaへチャージすることも可能です。2006年1月には、さらに定期券の機能を追加した「ビュー・スイカ定期券」の発行も開始しました。そして、2006年10月には、Suicaの残額があらかじめ設定した金額より少なくなると、クレジットカードから自動的にチャージされる「オートチャージサービス」が開始されました。

モバイルFeliCaを使用するクレジットサービスも始まっています。2005年4月には、JCBが「QUICPay」(クイックペイ)のサービスを開始しました。これは、クレジットカードのサブカードとしておサイフケータイを利用するもので、1回あたり20,000円以下の少額決済に限定されています。おサイフケータイを利用する「QUICPayモバイル」のほか、非接触ICカードを利用する「QUICPayカード」も用意されています。

ドコモは、2005年12月におサイフケータイを利用した「iD」(アイディ)というクレジットサービスを開始しました。これも三井住友カードのサブカードとしておサイフケータイを利用するものです。2006年3月には、クレディセゾン、みずほ銀行、ユーシーカードとの業務提携も発表されました。

一方、同じくドコモによるクレジットサービス「DCMX 」も2006年4月から開始されました。DCMXには、「DCMX mini」と「DCMX」の2種類があります。DCMX miniは、月々10,000円までの利用に制限する代わりに、12歳以上であれば簡単な審査で利用できるようになるクレジットサービスで、クレジットカードは発行されません。DCMXは、限度額を20万円以上(学生は10万円以上)に設定できるクレジットサービスで、クレジットカードも発行されます。

このほか、UFJニコスがサービスを開始した「Smartplus」は、NICOSカードの会員向けに、Smartplusモバイル型(おサイフケータイ)か、Smartplusカード型(非接触ICカード)を追加発行するサービスで、利用の上限額は、すでに利用しているNICOSカードと同じです。Smartplusモバイル型は、ドコモだけでなく、auやSoftBankのおサイフケータイでも利用できるという特徴があります。

拡大を続ける非接触ICカードと電子マネー

非接触ICカードと、そのバリエーションであるモバイルFeliCaは、今回取り上げた以外の用途でも利用されていて、発展の余地が十分に残されています。交通系では、さらに発行数が増えるでしょうし、新たなサービスが登場することも想像に難くありません。また、非接触ICカードの最大のアプリケーションである電子マネーも、共用リーダー/ライターの開発や普及などといった各事業者の協力により、共存と範囲拡大の方向に進んでいます。普及の進まない住民基本台帳カードを普及させようという試みも始まっています。

ICカードの技術自体は、1970年代に考案され、1980年代には製品が登場しました。また、非接触ICカードも1980年代には開発が始まり、1990年代には製品が登場しています。しかし、一般への普及は進まず、Suicaの爆発的な普及によって、日本では一躍注目の的になりました。

一方、おサイフケータイは、まだ苦戦している状況ですが、利便性は明らかです(※編注:ドコモによると2007年3月、同社のおサイフケータイ契約者数が2000万を越えた。これは前年比約200%の伸び)。おサイフケータイの将来は、ユーザーインターフェースの洗練とプロモーションの成否にかかっていると考えられます。そして、仮に10年というスパンで非接触ICカードの将来を考えた場合、発行数が減少することは考えられず、少なくとも磁気カードのシェアを奪っていくことは間違いないでしょう。

このようなことから、本連載でも随時、非接触ICカードを取り上げてゆきたいと考えています。

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