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日本IBM、電力・ガス小売り自由化に向けたマーケティング戦略策定支援サービスを開始

2015/01/19
(月)
SmartGridニューズレター編集部

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下:IBM、東京都中央区、代表取締役社長執行役員:ポール 与那嶺)は、電力・ガス小売り事業を検討している企業を対象に、多様なユーザー要求に合わせてパーソナライズした効果的なマーケティング戦略策定を、短期間で支援するマーケティング戦略策定支援サービスを2015年1月19日から開始した。

2016年4月から予定されている電力小売の完全自由化及び、今後予想されるガス小売自由化に備え、エネルギー小売市場への新規参入を表明している企業はすでに400社※1を超えており、新規ユーザー獲得への取り組みが始まっている。新規参入企業をはじめ既存の電力・ガス事業者でも、多様なニーズを持ったエンドユーザーに対するマーケティング戦略の策定、特に、ウェブやメール、モバイル、ソーシャルメディアなどを効果的に活用し、企業はそれぞれに対するパーソナライズしたデジタル・マーケティングの実現が求められている。

同サービスでは、電力・ガス小売り事業を検討している企業とIBMの研究員、コンサルタント、ソフトウェア技術者が参画する2日間の集中的なワークショップを個別に実施する。ワークショップでは、電力・ガス自由化で先行する海外事例や他業界事例の紹介をはじめ、大量で多様なユーザー属性、電力消費パターン、ソーシャルなどのビッグデータを活用した行動分析やセグメンテーション、パーソナライズしたキャンペーン管理やモバイル・アプリケーションなどを実現するIBMの最新技術のデモを行う。同時に、多面的な検討を重ねながら、デジタル・チャネルを駆使したあるべきマーケティング、エンドユーザーに提供する新しいサービスをディスカッションしていく。これにより、短期間で効率的にマーケティング戦略の方向性定義を可能とする。

マーケティング戦略策定支援サービスの特徴は次の通り。

1.電力・ガス自由化で先行する海外や国内他業種の先進取り組み事例の紹介

  • 電力・ガスの自由化が先行する米国、イギリス、オーストラリアなどにおける電力・ガス小売会社のマーケティングの先進事例
  • 通信、保険、流通業界などにおけるデジタル・マーケティングの先進事例

2.デジタル・マーケティングを実現する先端ソリューションの紹介

  • 分析技術:IBM SPSSや、IBM Researchで開発したセグメンテーション分析、最適オファリング分析、反応予測分析モデルなど
  • キャンペーン管理:IBM Campaign(旧Unica)、IBM Silverpop Engageなどのソリューション
  • モバイル・アプリケーション:IBMインタラクティブ

3.デジタル・チャネルを活用したユーザー中心型マーケティング戦略の方向性策定

  • デジタル・チャネルを活用した、提供したい新たなユーザー体験を、コンサルタントのファシリテートのもとでディスカッションし、ジャーニー・マップという形で整理
  • ユーザー向けに提供するモバイル・アプリケーションのプロトタイプを簡易に作成

     

同マーケティング戦略策定支援サービスは、IBMが全世界で展開しているIBMカスタマー・エクスペリエンス・ラボ※2(IBMの研究員やコンサルタントをはじめとした各業界、分野の深い専門知識をもった専門家で構成するバーチャルなチーム)の一環で、最先端のテクノロジーや製品、サービス、世界中で培ったスキルや知見を通じ、電力・ガス小売り事業を検討している企業を支援していく。
 


※1:経済産業省資源エネルギー庁発表データ

※2:IBMカスタマー・エクスペリエンス・ラボ

■リンク
日本IBM

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