[特別レポート]

ブロードバンドタワー、レコメンド型動画配信サービス「アンカーパーソン.TV」をスタート!

― ビッグデータ収集・解析によるIoT事業を加速 ―
2015/07/23
(木)

2015年6月29日、株式会社ブロードバンドタワー(以下、ブロードバンドタワー)は、動画配信サービス「アンカーパーソン.TV」の開始と、株式会社キャンパスナビTV(以下、キャンパスナビTV)との業務提携について、東京・原宿のコポンノープにて記者発表を行った(写真1)。

写真1 記者会見の様子

同記者会見では、ブロードバンドタワーの取締役副会長 B2Cビジネス担当の大和田廣樹氏(写真2)、作曲家の柏原収史氏(写真3)、キャンパスナビTV 代表取締役の山下静香氏(写真4)が登壇し、「アンカーパーソン.TV」の概要と今回の提携について説明が行われた。

写真2 ブロードバンドタワー 取締役副会長
     B2Cビジネス担当の大和田廣樹氏

写真3 作曲家の柏原収史氏

写真4 キャンパスナビTV 代表取締役の山下静香氏

大和田氏によると、アンカーパーソン.TVは、ブロードバンドタワーが運営するレコメンド型の動画配信サービス。「テクノロジー」「映画」「ワイン」「地域情報」などにカテゴリー分けされたさまざまな専門番組(1本あたり3分程度)が用意され、各ジャンルの専門家や著名人がアンカーパーソン(ニュース番組の司会者)となり、独自のおすすめ情報(=レコメンド情報)を配信する。サービスは2015年7月1日より開始されており、2015年内には、一般視聴者からも動画を投稿できる機能を提供する予定となっている。

同氏は、「アンカーパーソン.TV」の開始の背景には、特定の属性をもったビッグデータを収集・解析し、顧客ニーズに合わせた情報を提供することで、ブロードバンドタワーが注力しているIoT事業を加速させるという目的があると説明した。
 
「アンカーパーソン.TV」を利用したIoT事業では、ブロードバンドタワーが2015年3月に資本・業務提携したエブリセンス社(本社:米国カリフォルニア)のプラットフォーム「EverySense」の技術を利用している。
 
同プラットフォームは、センサーデータ(情報) を生み出す「データの持ち主」と、そのデータが欲しいという人の条件をマッチングし、仲介するIoTプラットフォームサービスである。提供されるデータは、抽象化されてEverySenseサーバに登録されるため、個人情報が特定されないように工夫されている。
 
(詳しくは、本サイトの記事「本格的なCPS(Cyber Physical System)時代の到来! =進むIoT活用サービスの具体化とその普及=[Interop Tokyo 2015 レポート]」を参照
 
ブロードバンドタワーは、「EverySense」の技術と同社のデータセンターを連携させ、「アンカーパーソン.TV」をきっかけとして行動を起こしたユーザーからのデータを収集・解析し、データを必要とする企業などに提供するというビジネスモデルを描いている(写真5)。

写真5 アンカーパーソン.TVによるIoTビジネスのイメージ

同社が今回協業したキャンパスナビTVは、各大学のミスキャンパスの情報に特化したポータルサイトであるMissCampus.info(http://www.misscampus.info/)や、大学のサークルの情報が交換できるコミュニティサイトであるe-club(https://e-club.jpn.com/)を運営し、合計約170万人の大学生へのアプローチを可能としている(写真6)。

ブロードバンドタワーは、キャンパスナビTVと協業することで、「大学生」という限定された属性をもつユーザーの「購買動向」「趣味」「流行」などのビッグデータを収集し、分析することで、同社のIoTビジネスを展開していくという。

写真6 キャンパスナビTVのサービス概要

記者会見の最後には、登壇者に加え、番組に登場する予定のミスキャンパス候補や、「アンカーパーソン.TV」のキャラクターである「アンディ君」が登場し、記念撮影が行われた(写真7)。

写真7 登壇者とミスキャンパス候補、アンディ君

 
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