[特集]

IoTを活用しVPP(仮想発電所)を目指すデマンドレスポンスと分散エネルギー資源の統合

― 新ビジネスに向けて「ERABフォーラム」と「ERAB検討会」がスタート ―
2016/05/09
(月)
SmartGridニューズレター編集部

電力システム改革とスマートグリッドへの取り組みが並行して展開されている日本で、再生可能エネルギーなどの分散エネルギーの導入が活発化している。これらを背景に政府は、従来の大規模集中発電方式から、「分散・再エネ方式」と「デマンドレスポンス」(需給調整)を中心とするエネルギー成長戦略へと転換してきた。この推進のため、電力の需給管理を行うデマンドレスポンス用のOpenADRの実証試験が行われ、さらにエネルギー資源を統合してVPP(仮想発電所)を実現し、新アグリゲーション・ビジネスを目指すERAB注1フォーラムや、ERAB検討会がスタートし(2016年1月)、政府予算として2016年度には29.5億円が計上された。
ここでは、これらの最新動向について、早稲田大学 研究院教授 スマート社会技術融合研究機構 事務局長 石井 英雄(いしい ひでお)氏の講演注2をもとに解説する。

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