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クラウドと連携して外出先から家電の操作を可能に、ラトックシステムが学習リモコンを発売

2017/08/03
(木)
SmartGridニューズレター編集部

ラトックシステムは、クラウドと連携する機能を持つ学習リモコンを8月10日に発売する。

ラトックシステムは2017年8月2日、クラウドと連携する機能を持つ学習リモコン「REX-WFIREX2」を8月10日に発売すると発表した。価格は8000円(税別)。販売窓口となるソフトバンク コマース&サービスは、同社のショッピングサイトで予約受付を開始している。

図 ラトックシステムが発売する学習リモコン(左)と、専用のスマートフォン向けアプリケーション

図 ラトックシステムが発売する学習リモコン(左)と、専用のスマートフォン向けアプリケーション

出所 ラトックシステム

最大の特徴は、この学習リモコン1台で赤外線リモコンによる操作に対応する複数の家電を制御できる点。主要メーカーの家電製品200種類以上のリモコン信号パターンをすでに登録してあり、該当機種を選択するだけですぐにその家電を制御できるようになる。登録がない製品も、赤外線リモコンの信号パターンを学習させることで対応できる。また、この学習リモコンは温度、湿度、照度のセンサーを内蔵しており、それぞれのセンサーの計測値を送信することができる。

操作にはスマートフォン向けの専用アプリケーションを利用する。学習リモコンは無線LAN通信機能を備えており、無線LANルーターを経由してスマートフォンと通信できるようになっている。専用アプリケーションで、タップやフリックなどの簡単な操作をすると、学習リモコンが該当する家電に赤外線の信号を送って制御する。また、専用アプリケーションは、学習リモコンが内蔵する温度、湿度、照度センサーの計測値を表示する機能も持つ。この計測値から室内環境を推定して、家電製品を稼働させるということも可能だ。

外出先からの操作にも対応する。スマートフォンの専用アプリケーションを操作すると、スマートフォンが携帯電話回線などを通してAmazon Web Services上にある専用サーバーにアクセスする。サーバーは操作の内容を受け取って、利用者宅の無線LANルーターを通して学習リモコンを制御する。専用サーバーは無料で利用できる。

図 無線LANの信号が届く室内では、無線LANルーター経由で通信し、外出先では、Amazon Web Services上にある専用サーバーを経由して学習リモコンと通信する

図 無線LANの信号が届く室内では、無線LANルーター経由で通信し、外出先では、Amazon Web Services上にある専用サーバーを経由して学習リモコンと通信する

出所 ラトックシステム

ほかにも、設定した時刻に家電製品に信号を送って動作させる「タイマー機能」や、スマートフォン上で1回タップするだけで、複数の家電製品に連続的に信号を送ることを可能にする「マクロ機能」などを搭載している。

ラトックシステムは販売窓口となるソフトバンク コマース&サービスと共同で、住宅メーカーやオフィスなどへの拡販を目指す構えを見せている。


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ラトックシステム

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