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SBエナジーとJA三井リース、宮崎県に22.4MWのメガソーラー建設へー2019年度中に運転開始予定

2017/10/11
(水)
SmartGridニューズレター編集部

SBエナジーとJA三井リースは、宮崎県東諸県郡にメガソーラー「ソフトバンク宮崎国富ソーラーパーク」を建設すると発表した。

SBエナジーとJA三井リースは2017年10月10日、宮崎県東諸県郡(ひがしもろかたぐん)に大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソフトバンク宮崎国富ソーラーパーク」を建設すると発表した。合計出力は約22.4MWで。九州でSBエナジーが建設するメガソーラーの中では、2017年6月1日に運転開始した「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク(鹿児島県姶良郡湧水町:約32.3MW)」に次ぐ規模になる。10月中に着工し、2019年度中の運転開始を目指す。

図 「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」の全景。今回建設する発電所は、SBエナジーが九州で建設するものとしては、この発電所に次ぐ規模となる

図 「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」の全景。今回建設する発電所は、SBエナジーが九州で建設するものとしては、この発電所に次ぐ規模となる

出所 SBエナジー

ソフトバンク宮崎国富ソーラーパークの事業開始にあたり2社は折半出資で特別目的会社(SPC)「宮崎国富ソーラーパーク合同会社」を設立し、この会社がメガソーラーの建設と完成後の運用を担当する形を採った。設計、調達、施工(EPC:Engineering、Procurement、Construction)はSBエナジーが統括し、複数の業者に発注する形とした。太陽光発電モジュールは中国Trina Solarの製品を、パワーコンディショナーは中国Huawei Technologiesの製品を採用する。

所在地は宮崎県東諸県郡国富町大字嵐田字浦田(くにとみちょうおおあざあらしだあざうらた)。起伏がある山林を切り開いて建設する。SBエナジーとJA三井リースは土地を所有する個人地権者から土地を賃借して事業を進める。敷地面積は約46.6ha(約46万6000m2)。この土地は、日射量が豊富で降雪の心配がなく、太陽光発電モジュールが受ける太陽光を最大化することを狙って、浅い角度で設置することが可能だという。

ソフトバンク宮崎国富ソーラーパークでは、太陽光発電モジュールを8万1552枚設置する。合計出力は約22.4MW(約2万2400kW)。SBエナジーは年間発電量が約26.677GWh(2667万7000kWh)になると見込んでいるという。設備利用率を計算するとおよそ13.6%。一般家庭の年間電力消費量に換算すると約7410世帯分だ。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を九州電力に売電する。売電単価は1kWh当たり36円(税別)。

設備認定を取得してから建設開始までやや時間がかかっているが、これは起伏のある地形に沿って太陽光発電モジュールを並べる技術の確立を待っていたためだという。認定取得当時、メガソーラーでは用地を真っ平に整地して、架台と太陽光発電モジュールを設置するのが常識だったが、現在では元の地形の起伏をある程度残しながら確実に整地して設置する技術を利用できるようになったという。2017年6月1日に運転開始した「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」(上図)でも、この技術を活用して、元の土地の起伏をある程度残した形で発電所を建設した。

SBエナジーは現在、設備認定取得済みの建設計画をいくつか保有している。建設における技術的な問題について検討し、建設可能となったものから事業化していくとしている。


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