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オムロン、Echonet LiteのVPP向け拡張に対応した定置型蓄電池を発表

2017/03/15
(水)
SmartGridニューズレター編集部

オムロンは、定置型蓄電池の新製品「住・産共用フレキシブル蓄電システム」を発表した。

オムロンは2017年3月13日、定置型蓄電池の新製品「住・産共用フレキシブル蓄電システム」を発表した。2017年夏から、住宅メーカーや電気工事業者、リフォーム業者などへ供給を始める予定。

図 オムロンが発表した「住・産共用フレキシブル蓄電システム」。左が蓄電池本体で、右がパワーコンディショナー

図 オムロンが発表した「住・産共用フレキシブル蓄電システム」。左が蓄電池本体で、右がパワーコンディショナー

出所 オムロン

特徴は2つ。1つ目は蓄電池本体の大きさ。オムロンは蓄電容量が同等の製品の中では、業界最小最軽量クラスであるとしている。蓄電池本体の外形寸法は452×656×120mm。本体重量は約52kg。オムロンは、外形寸法について「家庭用空気清浄機並み」としている。また、小型軽量に仕上げたため、設置の際にクレーンを搬入する必要がなく、蓄電池を設置する基礎を建設する必要もないという。

もう1つの特徴は、Echonet Liteの最新規格である「APPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定 Release H」に対応したこと。2016年5月末に公開となった拡張仕様にいち早く対応した。この最新規格では、定置型蓄電池をVPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)の一部として動作させるための仕様を定めている。現在、一般に広く公開しているVPPはまだ登場していないが、VPPの利用が始まったら、すぐにその一員として参加できるようになっている。

ほかの仕様は以下の通り。蓄電容量は6.5kWhで、満充電までの充電時間は約6時間。設置環境としては屋内に床置きすることを想定している。Echonet Liteに対応しているので、対応HEMS(Home Energy Management System)との連携が可能。

パワーコンディショナーの出力は2.5kW。外形寸法は650×493×222mm。屋外に壁掛け設置することを想定している。重量は約29kg。海辺など、塩害がひどい地域に向けた機種も用意する。


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オムロン

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