[新動向]

世界初! 黒潮を利用した「水中浮遊式海流発電」の実証試験を開始

― NEDOとIHIが100kW実証システム「かいりゅう」を完成 ―
2017/08/10
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

地球温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」の発効(2016年11月4日)などを背景に、CO2削減に向けてクリーンな再生可能エネルギー(以下、再エネ)の導入が国際的に加速している。その再エネ発電の1つとして、世界で海洋エネルギーの利用が注目されている。ここでは、NEDO(注1)とIHIによって研究開発された、世界初の出力100kW級水中浮遊式海流発電システム「かいりゅう」の概要と実証試験内容についてレポートする。同システムは、2020年の実用化を目指すとともに、2020年代には出力2,000kWの次世代機の構想も発表された。すでに多くの海洋エネルギー発電に関する実証試験が行われているが、日本が誇る世界最大規模の海流「黒潮」(注2)を利用する「水中浮遊式海流発電システム」とあって、大きな期待が寄せられている。

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