[ニュース]

「LEAF」ティザーキャンペーン第5弾、「e-Pedal」でアクセル操作のみの停車維持も可能に

2017/07/21
(金)
SmartGridニューズレター編集部

日産自動車は、次世代電気自動車「LEAF」のティザーキャンペーンの第4弾として、次世代LEAFが新開発の加減速機能「e-Pedal」を搭載することを明らかにした。

日産自動車は2017年7月20日、開発中の次世代電気自動車(EV)「LEAF」のティザーキャンペーン(参考記事)の第5弾として、次世代LEAFが新開発の加減速機能「e-Pedal」を搭載することを明らかにした。

図 新機能「e-Pedal」は、アクセルペダルだけで加減速だけでなく停車まで可能にする

図 新機能「e-Pedal」は、アクセルペダルだけで加減速だけでなく停車まで可能にする

出所 日産自動車

e-Pedalは、アクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速だけでなく、車両を停止させることも可能にする機能。停止後も停止状態を維持し、低速で前進するクリーピングの発生も抑える。また、上り坂の途中でアクセルペダルの操作で停止させたとしても、運転者がブレーキペダルを踏むことなく、坂道から落ちていかないように車両を停車状態で維持するという。

日産自動車は、2016年11月に発売したハイブリッド車「NOTE e-POWER」は、e-Pedalによく似た機能「e-Power Drive」をすでに搭載している。この機能は、アクセルペダルを戻すと通常時よりも強く減速するというもの。ブレーキペダルを踏むことなく強めに減速するので、渋滞時やカーブが続く道など、加減速を繰り返す場面で便利に使えるとしている。ただし、アクセルペダルから足を離しても停止することはない。

動画 「e-Pedal」を使うと、アクセルベダルの操作だけで車両を停止させることができる

出所 日産自動車

日産自動車が今回の発表と同時に公開した動画を見ると、運転席にあるスイッチを入れることでe-Pedalが働き始めるようになっているようだ。車両の自重でスピードが上がりがちなゆるい下り坂でも問題なく減速、停止できるようだ。

すでに日産自動車はこのティザーキャンペーンの第3弾で、9月6日に車体を公開することを明らかにしている(参考記事)。車体公開は1カ月以上先になるわけだが、それまでに新たな情報が出てくることを期待したい。


■リンク
日産自動車

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...