2016年2月26日、電力広域的運営推進機関(以下:OCCTO、東京都江東区、理事長:金本 良嗣)は、スイッチング支援システムの運用開始※1に先立ち、2016年4月1日以降に小売電気事業を営むことを予定している事業者から一般電気事業者の送配電部門への動静情報※2の提供に基づいて算出したスイッチング申込件数を公表した。
◆2016年2月19日までの申込件数
一般送配電事業者 | 申込件数 |
---|---|
北海道電力株式会社 | 3.0千件 |
東北電力株式会社 | 1.4千件 |
東京電力株式会社※3 | 164.0千件 |
中部電力株式会社 | 2.0千件 |
北陸電力株式会社 | 0.4千件 |
関西電力株式会 | 60.4千件 |
中国電力株式会社 | -※4 |
四国電力株式会社 | 0.4千件 |
九州電力株式会社 | 2.0 千件 |
沖縄電力株式会社 | -※4 |
同機関は、今後、スイッチング支援システムの運用開始までの間、毎週金曜日に前週までの動静情報に基づいて算出した、スイッチング申込みの累積件数を同機関Webサイトにて公表していく。スイッチング支援システムの運用開始後は、同システムを利用して申し込まれた件数の公表を予定している。
※1 スイッチング:需要者に電気を供給する事業者の切替えのことをいう。同機関では、事業者の切替えに伴う託送供給契約の切替え等に係る業務を支援するシステムを開発しており、2016年3月1日に運用開始を予定する。
※2 動静情報:スマートメーターへの取替工事のため、2016年4月1日以降に小売電気事業を営むことを予定している事業者が一般電気事業者の送配電部門に任意に提供したスイッチングの事前受付に関する情報をいう。
※3 東京電力管内には、東京電力の小売部門における規制料金メニューから新しい自由料金メニューへの移行分が含まれている。
※4 「-」は一般電気事業者に対する情報提供が無かったことを示す。
■リンク
OCCTO