大阪ガス、天然ガスを燃料とするタンクローリーを日本で初めて導入

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2016年10月19日 0:00

大阪ガスは圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas:CNG)を燃料とするタンクローリーをの運用を11月から始める。

大阪ガスは2016年10月19日、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas:CNG)を燃料とするタンクローリーをの運用を11月から始めると発表した。CNGを燃料としたタンクローリーの運用は日本初。

図 大阪ガスが運用を始めるCNGタンクローリー

図 大阪ガスが運用を始めるCNGタンクローリー

出所 大阪ガス

このタンクローリーはいすゞが2015年12月に発売した「ギガCNG車」をベースとしている。1回ガス充填でおよそ400kmの連続走行が可能。軽油を燃料としたディーゼルエンジンのタンクローリーと比べるとCO2排出量をおよそ7%削減できるという。

また、タンクローリーの燃料としてCNGを加えることで、軽油だけに頼っていたタンクローリーの燃料として、新しい選択肢を加えることになる。大阪ガスは燃料の多様化により、タンクローリーの安定運行に寄与すると考えている。

今回導入するタンクローリーは1台。CNGタンクローリーの導入と運用は、環境省の補助金「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素価値向上に向けた社会システム)」の対象事業となっている。

大阪ガスはCNGタンクローリーの運用実績を評価して、既存のディーゼル車との入れ替えを検討するとしている。


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大阪ガス

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