三菱自動車工業、自動車メーカー純正としては初の「Android Auto」アプリを配信開始

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2017年5月17日 0:00

三菱自動車工業は日、「Android Auto」対応アプリケーションの配信をGoogle Playで開始したと発表した。

三菱自動車工業は2017年5月16日、「Android Auto」対応アプリケーションの配信をGoogle Playで開始したと発表した。これまで、Androidスマートフォン向けに配信していた充電スポット検索アプリケーション「電動車両サポート」にAndroid Autoに対応する機能を付け加えて配信を始めた。自動車メーカーが純正のAndroid Autoアプリケーションを配信するのはこれが世界初のことだという。

今回、配信を開始したアプリケーションは「三菱自動車 電動車両サポート」会員専用のアプリケーションで、電気自動車で走行中に近隣の充電器の位置を知らせてくれるというもの。日々、新設が続く充電器の情報もインターネットから受信して、最新の情報を表示する。

図 三菱自動車工業が配信を開始したAndroid Auto対応アプリケーション。近隣の充電器の位置を表示し(上)、任意の充電器を選択すると満空情報や営業時間を確認できる(中)、「詳細」ボタンをタップすると料金などの情報を表示する

図 三菱自動車工業が配信を開始したAndroid Auto対応アプリケーション。近隣の充電器の位置を表示し(上)、任意の充電器を選択すると満空情報や営業時間を確認できる(中)、「詳細」ボタンをタップすると料金などの情報を表示する

出所 三菱自動車工業

このアプリケーションをAndroid Autoで利用できる車種はプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」の2017年型。「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA:Smartphone Link Display Audio)」にAndroidスマートフォンを接続することで、車載ディスプレイにAndroidスマートフォンの画面が映り、操作できるようになる。任意の充電器を目的地に設定し、「Googleマップ」に道案内させることも可能だ。

三菱自動車工業は今後も情報ネットワークの自動車への接続を進め、さまざまなアプリケーションやサービスを提供し、運転者の利便を図っていくとしている。


■リンク
三菱自動車工業

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