NTTファシリティーズは2016年12月8日、宮崎県東諸県郡国富町に建設中だった太陽光発電所「宮崎亀の甲太陽光発電所」が完成したと発表した。2017年1月5日から運転開始の予定。同社が手がける太陽光発電所としては70カ所目となり、最大規模の発電所となる。同社による70の太陽光発電所の最大出力を合計すると約199MWとなる。
図 宮崎亀の甲太陽光発電所
出所 NTTファシリティーズ
建設地は元々ゴルフ場だった土地で、地権者から賃借して事業を進める。敷地面積は約50ha(50万m2)で、設置した太陽光発電パネルの枚数は10万3800枚。すべて、サンテックパワージャパンの製品を使った。ちなみに、この発電所の事業を担当するのは、NTTファシリティーズ100%出資の宮崎亀の甲ソーラー合同会社。
最大出力は約33MW(3万2697kW)で、NTTファシリティーズは年間発電量を約40GWh(4000万kWh)と予想している。一般家庭の年間消費電力量にすると約1万1000世帯分に当たる。
発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を九州電力に売電する。売電単価は1kWh当たり36円(税別)。
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NTTファシリティーズ