2015年10月19日、シナネン株式会社(以下:シナネン、東京都港区、代表取締役社長:田口政人)グループのエネルギー卸小売周辺事業を担う、ミライフ西日本株式会社(以下:ミライフ西日本、大阪府門真市、代表取締役社長:大西 則彰)、ミライフ株式会社(以下:ミライフ、埼玉県北葛飾郡、代表取締役社長:椎名忠聡)、ミライフ東日本株式(以下:ミライフ東日本、宮城県仙台市、代表取締役社長:飯濱照夫)の3社は、2016年4月から全面自由化される家庭向け電力小売市場に参入することを発表した。
ミライフ西日本、ミライフ、ミライフ東日本の、これまで手懸けてきたLPガス・灯油に代表される家庭向けエネルギー事業に、電力供給が加わることとなる。
電力供給サービスは、家庭向け電力小売市場の自由化がスタートする 2016年4月1日から全国のガス供給エリア(一部地域を除く)を中心に販売を開始する。
サービスを開始する3社は小売電気事業者であるシナネン(株)などから電力を調達し、ユーザーへの直接販売と販売店経由の販売プランを用意する。
ユーザーへの販売・顧客管理については、LPガス販売システムとして、同社が導入運実績のある「Power Net」※に電力販売管理機能を追加した「Power Net G4」を導入することで、LPガス・電気のセット販売・管理を可能にする。
シナネングループ関係各社では、同サービス開始に向けて、電力販売の専任体制をすでに構築しており、販売店向に説明会の開催を予定する。
※Power Net:シナネンのグループ会社である株式会社ミノス(東京都港区、代表取締役社長:中西 徹)が手がける基幹業務システム。1976年よりLPガスの販売、配送、保安などの基幹業務目的に開発された「スタンドアローンLPGシステム」を前身とする。電力向けに「電力CIS機能」が追加されている。