[イベント]

産業変革を起こすM2M/IoTの普及

─ 世界最大のモバイル展示会「MWC2014」レポート ─
2014/05/01
(木)

展示会場に向かう途中の地下鉄通路で見られたソニーの巨大広告。<br>リストバンド型ウェアラブル端末『SmartBand SWR10』や、クアルコムの最新CPU“MSM8974AB”を搭載し4K動画撮影機能などの動画撮影機能が強化された『Xperia Z2』などが発表された。

▲ 展示会場に向かう途中の地下鉄通路で見られたソニーの巨大広告。
リストバンド型ウェアラブル端末『SmartBand SWR10』や、クアルコムの最新CPU“MSM8974AB”を搭載し4K動画撮影機能などの動画撮影機能が強化された『Xperia Z2』などが発表された。

会場内に設置されたWi-Fiアクセスポイント。会場のあちらこちらに数多くのアクセスポイントが設置されていた。

▶ 会場内に設置されたWi-Fiアクセスポイント。会場のあちらこちらに数多くのアクセスポイントが設置されていた。

LTE関連技術および新しい認証技術

ボーダフォンで展示されていた、eMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)技術を用いたLTE Broadcastコンセプト(3GPP規格「LTE Broadcast」)。このほか、インテルブースにおいてもLTE Broadcastのデモが実施されていた。

▲ ボーダフォンで展示されていた、eMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)技術を用いたLTE Broadcastコンセプト(3GPP規格「LTE Broadcast」)。このほか、インテルブースにおいてもLTE Broadcastのデモが実施されていた。

LTE/LTE-Advanced端末のRF送信特性や受信特性、パフォーマンスなどが、3GPP規格に適合していることを確認するためのアンリツのLTE RF(周波数)コンフォーマンステストシステム「ME7873L RF/RRM」。

▲ LTE/LTE-Advanced端末のRF送信特性や受信特性、パフォーマンスなどが、3GPP規格に適合していることを確認するためのアンリツのLTE RF(周波数)コンフォーマンステストシステム「ME7873L RF/RRM」。

富士通の静脈認証センサー内蔵のタブレット。これは血液の流れなどの生体情報を認証することで不正使用を防止するというもの。手のひら静脈認証により、あらかじめ生体情報を登録した利用者だけが端末を利用できる。

▲ 富士通の静脈認証センサー内蔵のタブレット。これは血液の流れなどの生体情報を認証することで不正使用を防止するというもの。手のひら静脈認証により、あらかじめ生体情報を登録した利用者だけが端末を利用できる。

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