東京ガス、埼玉県さいたま市の「浦和水素ステーション」を営業開始

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2016年2月8日 0:00

2016年2月8日、東京ガス株式会社(以下:東京ガス、東京都港区、代表取締役社長:広瀬 道明)は、「浦和水素ステーション」(埼玉県さいたま市)を営業開始したことを発表した。
同ステーションは東京ガスが、埼玉県において営業を開始する初の水素ステーションとなる。東京ガスが運営する水素ステーションは、練馬水素ステーション、千住水素ステーションに続き、3箇所目となる。
 写真 「浦和水素ステーション」外観イメージ

東京ガスは、さいたま市の「次世代自動車・スマートエネルギー特区」での重点項目として、低炭素社会の実現を目指すさいたま市と本ステーションの計画段階より連携し、2015年1月より建設をすすめてきた。ステーションの建設にあたっては、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」ならびに、さいたま市の「ハイパーエネルギーステーションS整備事業費補助金」の交付決定を受けている。

「浦和水素ステーション」は、東京ガスが設置している天然ガススタンド「浦和エコ・ステーション」に水素ステーションを併設したものとなる。水素ステーションと天然ガススタンドを併設することで、維持管理コストの低減、敷地の有効利用などのさまざまなメリットが期待できる。また、同ステーションは、現地で都市ガスから製造した水素を燃料電池自動車に充填する「オンサイト方式」の水素ステーションであり、製造した水素をステーション内にて燃料電池自動車へ充填するだけでなく、水素製造装置を持たない「オフサイト方式」の水素ステーションへも出荷することが可能である。

浦和水素ステーションの仕様概要

名称
浦和水素ステーション
所在地 埼玉県さいたま市桜区中島2-6-1
敷地面積 約1,500m2
水素供給方式 オンサイト方式
充填能力 300Nm3/h
充填圧力 70MPa
充填速度 3分間程度/台
主要構成機器 水素製造装置、水素圧縮機、蓄ガス設備(蓄圧器)、ディスペンサー、水素プレクール設備、水素出荷設備

 


※ 2012年7月13日 地域活性化総合特別区域計画について、内閣総理大臣より認定を受けた。

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東京ガス

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