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トヨタ自動車の研究子会社、LEXUS LS500hを基にした自動運転技術実験車をCES 2019で公開

2019/01/04
(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

アメリカToyota Research Institute(TRI)は、ネバダ州ラスベガスで1月8日から11日まで開催予定の「Consumer Electronics Show(CES 2019)」で、自動運転技術実験車の新型「TRI-P4」を公開すると発表した。

アメリカToyota Research Institute(TRI)は2019年1月3日(アメリカ太平洋標準時間)、ネバダ州ラスベガスで1月8日から11日まで開催予定の「Consumer Electronics Show(CES 2019)」で、自動運転技術実験車の新型「TRI-P4」を公開すると発表した。

図 Toyota Research Instituteが開発した自動運転技術実験車の新型「TRI-P4」

図 Toyota Research Instituteが開発した自動運転技術実験車の新型「TRI-P4」

出所 トヨタ自動車

TRI-P4は、トヨタ自動車が2018年8月30日に発売した「Lexus LS 500h」にカメラや各種センサー、自動運転時などに車両を制御するコンピュータを搭載したもの。Lexus LS 500hは、トヨタ自動車が開発した共通車台「Toyota New Global Architecture(TNGA)」のうちクラウンなどが採用している「GA-Lプラットフォーム」を活用した車両。この効果で車両の重心が低くなり、運動性能が高まっている。さらに、電動パワーステアリングや、状況に応じて前後輪のステアリング角度を統合制御するシステムを標準で搭載しており、これらの標準装備の効果で瞬時にスムーズに反応する自動運転技術の開発を目指す。TRIはこの車両を活用して、高度安全運転支援システム(ガーディアンシステム)と自動運転システム(ショーファーシステム)の開発に取り組む。

図 車両の天井に多数のカメラを備えるだけでなく、両側面や後部にもカメラやセンサーを搭載している

図 車両の天井に多数のカメラを備えるだけでなく、両側面や後部にもカメラやセンサーを搭載している

出所 トヨタ自動車

TRI-P4は、前世代の自動運転技術実験車に比べて、左右両側の認識性能を高めるために2基のカメラを追加したほか、自動運転車用に開発した画像センサーを前法と航行に追加している。また、より高い演算性能、機械学習能力を持つコンピューターを新たに搭載した。前世代車は、車載コンピュータが車両後部のトランクを埋めてしまっていたが、新型車ではトランクの前方、リアシート背後に設置し、トランクに荷物を積載できるようにした。

図 車載コンピュータをトランク前方、リアシート背後に配置し、トランクのスペースを空けた

図 車載コンピュータをトランク前方、リアシート背後に配置し、トランクのスペースを空けた

出所 トヨタ自動車

TRI-P4の製造は2019年春から、研究開発部門であるToyota Motor North American Research & Developmentの試作車開発センターが開始する予定。


■リンク
Toyota Research Institute
トヨタ自動車

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