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ぷらっとホーム、「OpenBlocks IoT」を活用した産業機械向けシステムを開発へ

2017/05/31
(水)
SmartGridニューズレター編集部

ぷらっとホームは、同社が販売する「OpenBlocks IoT」シリーズを活用して、産業機械向けシステムを開発、提供すると発表した。

ぷらっとホームは2017年5月29日、同社が販売する小型Linuxサーバー「OpenBlocks IoT」シリーズを活用して、産業機械向けシステムを開発、提供すると発表した。計測機械や産業機械の総合商社である英和の協力を受けて開発する。

産業分野への進出のきっかけは、OpenBlocks IoTシリーズが、産業機械の標準的な通信プロトコルである「Modbus」に対応したこと。2017年2月に提供を始めたファームウェアバージョン2.1.0から対応している。Modbusに対応したことにより、英和が取り扱う産業向けセンサーや産業機械、PLC(Programmable Logic Controller)などの産業向け機器からデータを容易に収集できるようになった。

図 OpenBlocks IoTシリーズがModbusに対応し、産業向け機器からデータを容易に収集できるようになった

図 OpenBlocks IoTシリーズがModbusに対応し、産業向け機器からデータを容易に収集できるようになった

出所 ぷらっとホーム

ぷらっとホームはModbusで収集できるデータを活用して、2種類のシステムを開発する予定を明かしている。1つ目は産業向け設備の診断システム。設備や機器の状態をデータを通してリアルタイムで状態を監視する。また、収拾したデータを分析することで、故障発生時期を予測する。さらに、異常発生部分のデータを解析することで、異常が発生する部分特有の傾向を解析する。

2つ目は、産業向け設備の予知保全に役立つシステム。データをリアルタイムで監視しながら分析することで、安定稼働を妨げる兆候をつかむ。兆候の時点で検出することで、事前に対策を打つことが可能になリ、安定稼働を長く続けられる。

ぷらっとホームは以上の2種類のシステム開発に限らず、さまざまなシステムを開発する意向を明らかにしている。また、産業分野の市場開拓にも英和の協力を得て取り組むとしている。


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ぷらっとホーム

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