最適なM2Mビッグデータを分析する日立のフレームワーク
日立製作所(以下、日立)は、ユーザーからの期待が高まるM2M/IoT時代のネットワークソリューションとして、分析技術を活用した展示やデモを行った。
同ソリューションは、
(1) 医療分野をはじめ電力分野、自動車分野などのさまざまなものに設置されたセンサーからの大量なデータ(ビッグデータ)を収集するM2Mプラットフォーム
(2) それらのデータの収集と送信を行うためのvEPC(Virtualized Evolved Packet Core、仮想化されたLTEのパケットコア)技術
(3) 収集されたビッグデータを分析するフレームワーク(NAO:Network Analytics & Optimization)
によって構成されており、場所や時間に関係なく、各業種へ求められているサービスを提供できる(図2参照)。
同社では、ビッグデータを解析するデータサイエンティストを世界中で数百人規模擁していることに加え、多岐にわたる分野に展開している同社の経験を活かして、通信事業者をはじめヘルスケアや公共事業、自動車など、さまざまな業界へ最適なソリューションを提供していくとしている。
図2 日立のM2Mネットワークソリューションの概念図
〔出所 日立製作所資料より〕
MWC2015の詳細は、『SmartGridニューズレター 2015年4月号』に掲載予定である。ぜひご覧いただきたい。
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