2月25日に日本KNX協会を設立
写真4 ECHONET Lite(日本)、SEP 2(米国)とともに注目されている欧州発のオープンなIEC国際標準プロトコル「KNX」を提供するKNX協会がブースを構え、いよいよ日本に上陸することをアピール。
写真左側は、ワゴジャパン(株)のKNX用通信システム(I/Oシステム)のコンポーネント(KNX TP)。KNX TP(ツィストペア)対応スイッチやKNX用電源(30V)で構成されている。右側は、KNXに対応した照明用のON/OFFのデモパネル。照明制御の場合で電力の60%を、空調制御の場合で電力の60%を省エネ可能とする。
KNXは、欧州では50%以上の市場を獲得しているという。
ZigBee SIG-J(SIGジャパン)のECHONET Lite/920ZIPの相互接続デモ
写真5 ZigBee SIG-J(SIGジャパン)のブースでは、沖電気、ラピスセミコンダクタ(LAPIS)、アドソル日進、テキサスインスツルメンツ(TI)が、①920MHzを使用しZigBee IP(920ZIP)を搭載したHEMSと、②エアコンや電力センサー(ともにECHONET Lite対応)を、ECHONET Liteミドルウェアアダプタを介して相互接続デモを展開した。電力センサーの情報を左側のタブレットに表示したり、擬似エアコン(パソコンで模擬)をタブレットから制御するなどのデモを行った。
写真6 同ブースで行われた、ECHONET Liteと920MHz帯のZIP(ZigBee IP)の相互接続デモの構成図。ECHONET Lite用サービスゲートウェイ(GW)が沖電気から参考出品された。
フジクラの再生可能エネルギー用ケーブル
写真7 フジクラは、再生可能エネルギー用ケーブルとして、風力発電用耐捻回性ケーブルや太陽電池発電所用ケーブルなどを出展。太陽電池発電所用ケーブル(写真左)は、定格直流電圧(DC)1500Vで、1芯(1C)、2芯(2C)の両方を展示。ケーブルの導体サイズは、2mm2、3.5mm2から5.5mm2、8mm2、14mm2、22mm2、38mm2、さらに電気技術設備基準法の改正に合わせて、60mm2が追加ラインナップされた。