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日本初、Bluetooth Low EnergyとLTEカテゴリ1のゲートウェイが登場

2016/12/05
(月)
SmartGridニューズレター編集部

レンジャーシステムズは、LTEカテゴリ1の通信機能を持つゲートウェイ機器「iGS02シリーズ」を発表した。

レンジャーシステムズは2016年12月5日、LTEカテゴリ1の通信機能を持つゲートウェイ機器「iGS02シリーズ」を発表した。発売は2017年1月の予定。価格は1万6000円(税別:以下同様)。設定用のWeb画面の利用料として月額100円がかかる。また、NTTドコモの回線とセットでも提供する。この場合、Web設定画面を利用するために月額料金に加えて、LTE回線の月額利用料金がかかる。合計の月額料金は400円。正式発売に先立って、評価版の無料レンタルを受け付ける。無料レンタルの受付開始は12月19日。レンタル機材は年内に申込者の手許に届く予定。ただし、数に限りがあるとのこと。

図 iGS02シリーズの外観。手のひらに載るほど小さい

図 iGS02シリーズの外観。手のひらに載るほど小さい

出所 レンジャーシステムズ

IoTのセンサー機器群とBluetooth Low Energyで通信し、その通信を集約してLTEカテゴリ1でインターネット通信をする機能を持つ。インターネット側の通信は、IEEE802.11b/g/nの無線LANでルーターに接続して実行することも可能。通信プロトコルはTCP/HTTP/HTTPS/MQTT/MQTTSに対応する。LTEカテゴリ1の通信は、NTTドコモとソフトバンクの回線のどちらかを利用する。

レンジャーシステムズは、この機器と組み合わせて利用するセンサー機器も提供している。すべてBluetooth Low Energyで通信する機能を持っており、CR2032ボタン電池2つで1年半から2年間動作する。用意しているセンサーは「マグネットセンサー」「温湿度センサー」「加速度センサー」「赤外線センサー」「マットセンサー」。

図 ゲートウェイと組み合わせるセンサーも用意している

図 ゲートウェイと組み合わせるセンサーも用意している

出所 レンジャーシステムズ

マグネットセンサーは扉に取り付けることで、扉の開閉を検知して信号を出す。温湿度センサーはオフィスや物流倉庫などの温湿度管理に利用できる。加速度センサーはモーターなどの機器に取り付けて、センサーが出力するデータを分析することで、故障の兆候をつかむシステムを作れる。赤外線センサーは、人が通ったことを感知して信号を出すので、オフィスなどの空間における人の動きを監視することができる。マットセンサーは玄関に置くマットのような形をしており、人が踏みつけて、圧力を感知したら信号を出す。待ち行列に並んでいる人の待ち時間を把握するシステムの構築に利用できる。


■リンク
レンジャーシステムズ

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