[重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス2021 レポート]

その時何が起きたのか?大手アルミ製造「Norsk Hydro」に聞く!

― ランサムウェアに感染し操業停止! ―
2021/04/11
(日)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

2019年3月19日未明、アルミニウム製造の大手企業のNorsk Hydro ASA(ノルスク・ハイドロ)がランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)に感染。ITの生産管理システムなども感染したことから、拠点のほとんどが一時的に操業停止に陥った。同社の財務的被害は数十億円にのぼったが、身代金の支払いを一切拒絶し、経営者・社員が一丸となってインシデントへの対応を行った。この事件は世界中に発信され、注目を集めた。
ここでは、事件当時、ノルスク・ハイドロ 広報担当 上級副社長であった、Halvor Molland(ハルバー・モランド)氏の、被害発生時からの危機対応についての講演(注1)をレポートする。また、モランド氏と、IPA 産業サイバーセキュリティセンター 専門委員/名古屋工業大学 社会工学専攻の青山 友美(あおやま ともみ)氏の対談についてもレポートする。
ノルスク・ハイドロのクライシスコミュニケーション(注2)対応は、日本の重要インフラ事業者や製造事業者にとって学ぶべき点が多い。

関連記事
新刊情報
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...
5Gの技術からビジネスまですべてがわかる 5Gは社会や産業に何をもたらすのか? といったビジネス関連のトピックから、その変革はどのようなテクノロジーに支えられているのか?といった技術的な内容まで、わ...
本書は、特に産業用の5G/IoTの利用について焦点を当て、MWC19 Barcelona での産業用IoTに関する最新動向や、国内外の最新動向の取材をもとに、5Gの市場動向やビジネスモデルをまとめた解...