[ニュース]

大阪ガス、G7伊勢志摩サミットのカーボン・オフセットの取り組みに協力

2016/05/19
(木)
SmartGridニューズレター編集部

2016年5月19日、大阪ガス株式会社(以下:大阪ガス、大阪市中央区、代表取締役社長:本荘 武宏)は、2016年5月26・27日に三重県志摩市で開催されるG7伊勢志摩サミットにおいて、政府が企画しているカーボン・オフセットの取り組み※1に協力し、100t-CO2※2の同社保有クレジットを提供することを発表した。

大阪ガスは、政府が運用する温室効果ガス排出削減の認証制度「J-クレジット制度※3」に積極的に参画しており、これまでにも環境にやさしい天然ガスを活用したコージェネレーションや高効率ガス空調の導入、ボイラの天然ガス転換など、顧客の省エネ活動を支援し、削減されたCO2量の一部をクレジットとして取得する取り組みを行っている。さらに、取得したクレジットをカーボン・オフセットに活用※4することで、地球温暖化防止に向けた取り組みを推進している。


※1 G7伊勢志摩サミットのカーボン・オフセットの取り組みについて:同取り組みは、官民が協力してカーボン・オフセットを実現することで、我が国の気候変動対策への姿勢を国際的に示すとともに、国内の地球温暖化対策に対する理解と協力への機運の醸成を図るため、経済産業省・環境省・農林水産省が外務省と連携して行う。J-クレジット等を活用した官民によるカーボン・オフセットを実施することとし、協力できる企業・自治体を募集するもの。

  • 排出活動:G7伊勢志摩サミット参加者の移動及び宿泊、会場運営
  • 参加者:表団(G7、G7以外の参加国、国際機関関係者)、支援事業者(サミットの開催をサポートする事業者・団体)、プレス関係者(国外、国内)
  • 募集規模:20,000t-CO2程度(1団体あたり50t-CO2以上)

※2 提供するクレジット量は、サミットにおけるCO2排出量確定後、各社の申込み量を上限として最終決定される。

※3 J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、クレジットとして国が認証する制度。同制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、さまざまな用途に活用できる。

※4 2015年度に大阪ガスが実施したカーボン・オフセット(合計3,079t-CO2)の主な事例

日時 イベント 主催 オフセット量
2015年10月26日~11月9日 第41回社会人野球日本選手権 毎日新聞社

1,226

2015年12月13日 パナソニック杯第70回毎日甲子園ボウル 毎日新聞社 1,226
2015年12月27日~2016年1月11日 第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会 毎日新聞社 1,226
2015年3月~2015年11月 セレッソ大阪2015年シーズンホームゲーム セレッソ大阪 1,297

※ヤンマー株式会社との共同でオフセットを実施

■リンク
大阪ガス

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