[ニュース]

メガソーラーの下で大豆や麦を有機栽培、千葉県で稼働開始

2017/04/04
(火)
SmartGridニューズレター編集部

SBIエナジーは、千葉県に建設中だったメガソーラー「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」が完成し、運転を開始したと発表した。

SBIエナジーは2017年4月3日、千葉県に建設中だった大規模太陽光発電所(メガソーラー)「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」が完成し、運転を開始したと発表した。設計、施工(Engineering、Construction)は渡辺電機が担当した。竣工後の竣工点検はアドラーソーラーワークスが担当した。同社は運転開始後の保守整備も担当する。

完成後の発電、売電事業は新たに設立した「匝瑳ソーラーシェアリング合同会社」が担当する。建設時の調達もこの会社が担当した。この会社は市民エネルギーちば合同会社が設立したもので、城南信用金庫は資金を融資する。SBIエナジーは社債を引き受け、有限会社enと千葉エコ・エネルギー株式会社が出資している。

図 「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」の全景

図 「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」の全景

出所 SBIエナジー

匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所では、メガソーラーを運営しながら、その下の土地では大豆や麦の有機栽培に取り組む。大豆や麦の有機栽培は、匝瑳市の農業生産法人が担当する。そのために全高が高い架台を使用し、短冊状の太陽光発電モジュールを並べ、地面に十分な太陽光が当たるように設計している。

図 短冊状の太陽光発電モジュールを使用して、地面に十分な太陽光が当たるようにしている

図 短冊状の太陽光発電モジュールを使用して、地面に十分な太陽光が当たるようにしている

出所 SBIエナジー

匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所の所在地は千葉県匝瑳市飯塚(そうさしいいづか)。耕作放棄地となっていた私有地を賃借して発電所と農地を建設した。敷地面積は約3.2ha(3万2000m2)。ここに、WWBの太陽光発電モジュールを1万4060枚並べた。パワーコンディショナーはドイツSMA社の製品を採用した。

発電所の最大出力は約1MW(1000kW)。SBIエナジーは、年間発電量を約1.4GWh(約1424MWh)と見込んでいる。一般世帯の年間電力消費量に換算すると約288世帯分に当たる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を東京電力エナジーパートナーに売電する。売電単価は1kWh当たり32円(税別)。売電収入の一部は、地域の環境保全や農業振興のために使用する。


■リンク
SBIエナジー(SBIホールディングス)

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