[ニュース]

Daimlerがドイツ北部のブレーメン市に初の水素ステーションを開設、国内40件以上に

2017/10/17
(火)
SmartGridニューズレター編集部

Daimlerは、ドイツ北部のブレーメン市に水素ステーションを開設したと発表した。

Daimlerは2017年10月16日(ドイツ時間)、ドイツ北部のブレーメン市に水素ステーションを開設したと発表した。水素ステーションの設置は、ブレーメン市にとって初めてのこととなる。ステーションはRoyal Dutch Shellのドイツ法人が運営するガソリンスタンドに設置する。今回開設する水素ステーションは、ハンブルグ市と、ドルトムント市やデュッセルドルフ市などの大都市を擁するノルトライン・ヴェストファーレン州の中間の位置しており、Daimlerは「重要な地点に設置できた」としている。

図 Royal Dutch Shellのガソリンスタンド内に開設した水素ステーション。ブレーメン市としては初のものになる

図 Royal Dutch Shellのガソリンスタンド内に開設した水素ステーション。ブレーメン市としては初のものになる

出所 Daimler

スタンドの場所は、オスターホルツァー湖のそばで、オスターホルツァー・ヘーア通りと、ハンス=ブレードー通りの交差点に位置しており、近隣にはアウトバーン27号線の出口がある。さらに、4kmほど離れたところには、Mercedes-Benzのブレーメン工場がある。この工場はDaimlerグループの工場の中でも有数の規模を誇る工場であり、Mercedes-Benzブランドの燃料電池車(FCV)の生産拠点になるという。

図 新設の水素ステーションの場所

出所 Google

今回はRoyal Dutch Shellが提供した場所にDaimlerが水素ステーションを設置した。水素ステーションに必要な機材はドイツLinde社のものを採用している。今回設置したステーションには最新の機材を採用しており、利用者はガソリン車にガソリンを補給するときとほぼ変わらない感覚で水素をFCVに補給できるという。水素の補給は3分~5分で完了する。

今回の水素ステーション新設に関わったDaimler、Royal Dutch Shell、Linde社は、ドイツ国内に水素ステーション設置を進めることを目的として2015年に設立した業界団体「H2 Mobility」に加盟している。H2 Mobilityは2018年までにドイツ国内100カ所に水素ステーションを設立することを目指しており、2023年にはその件数を400にする目標を掲げている。

ちなみに、H2 Mobility加盟企業はここ数日の間にドイツ国内に水素ステーションを相次いで開設している。10月16日には、ブレーメン市のほかドイツ南部のバート・ラッペナウ市に開設しており、17日にはケルン/ボン地域に、18日にはドイツ南部のミュンヘン市に開設するという。これで、H2 Mobility加盟企業が設立した水素ステーションの数は41件になる。


■リンク
Daimler

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
 2015年頃より、IoT(InternetofThings)や人工知能(AI)が注目され始め、これらの技術を使って家電や自動車などあらゆるモノがネットワークにつながり、効率的な社会を創造することが期...
 いよいよ日本でも、IoT時代に必須のLPWA(Low Power wide Area、省電力型広域無線網)サービスがスタートします。  第4次産業革命に向けて、エネルギー、ヘルスケア、製造業、...
 NIST(米国国立標準技術研究所)が2009年11月に立ち上げた委員会「SGIP」(スマートグリッド相互運用性パネル)は、2013年にSGIP 2.0となり、新たな活動を展開している。  SG...