Daimler、スマートフォンで遠隔操作ができる住宅向けEV/PHEV充電器を発表

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年3月9日 0:00

Daimlerは、住宅向けEV/PHEV充電器「Mercedes-Benz Wallbox」の新製品3種類を発表した。

Daimlerは2018年3月8日(中央ヨーロッパ時間)、住宅向けEV/PHEV充電器「Mercedes-Benz Wallbox」の新製品3種類を発表した。3種類の内訳は基本的な充電機能のみを備える「Wallbox Home」、インターネット接続機能を備える「Wallbox Advanced」、インターネット接続機能に加えて2台同時に充電する機能も持つ「Wallbox Twin」となる。

インターネット接続機能を備えている2製品は、スマートフォンに専用アプリケーションをインストールして、インターネット経由でWallboxに接続できる。そして、スマートフォンの操作で、充電開始を指示したり、前回の充電量や過去30日の合計充電量、年間充電量などを確認することが可能だ。

図 「Mercedes-Benz Wallbox」の新製品。インターネット経由でスマートフォンから操作できる

図 「Mercedes-Benz Wallbox」の新製品。インターネット経由でスマートフォンから操作できる

出所 Daimler

さらに、RFIDで利用者を認証する機能も搭載している。それぞれ別々の車両を持つ複数の利用者がいる場合に、役に立つ機能だ。Daimlerは例として、オフィスビルや集合住宅に設置するときなどに便利だとしている。無関係な人間が充電器を使うことを防げるということだろう。そして、先述のスマホアプリで利用者を管理できる。

Wallbox Twinは、2台の車両に同時に充電できる。新しいWallboxは最大22kWの電力で充電できるが、2台同時に充電するときはそれぞれ11kWずつの充電となる。Wallbox HomeとWallbox Advancedは、2018年夏にヨーロッパで発売する予定。Wallbox Twinの発売は少し遅れる見込みだ。


■リンク
Daimler

TOPに戻る

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る
インプレスSmartGridニューズレター

定期購読は終了いたしました