SUBARU、群馬県の工場敷地内に5MWの自家消費用メガソーラーを建設へ

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年11月28日 0:00

SUBARUは、同社の群馬製作所大泉工場敷地内の遊水池に自家消費用大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置すると発表した。

SUBARUは2018年11月27日、同社の群馬製作所大泉工場(群馬県邑楽郡大泉町:おうらぐんおおいずみまち)敷地内の遊水池に自家消費用大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置すると発表した。このメガソーラーの設置と運営を日本ファシリティ・ソリューションが担当することも合わせて発表した。

図 大泉工場の敷地内に設置するメガソーラーの完成予想図

図 大泉工場の敷地内に設置するメガソーラーの完成予想図

出所 SUBARU

今回設置するメガソーラーの最大出力は5MW(5000kW)。SUBARUは、自家消費用メガソーラーとしては国内最大級のものだとしている。想定する年間発電量はおよそ5GWh(500万kWh)。設備利用率を計算すると約11.4%となる。完成と稼働開始は2019年度内となる予定。

発電した電力はすべて大泉工場で消費する。この結果、大泉工場の年間CO2排出量の約2%に当たる約2370トンを削減できるとSUBARUは見込んでいる。

SUBARUは2017年に改訂した「SUBARU環境方針」で、すべての企業活動を対象にCO2削減に取り組むことを宣言しており、SUBARUグループ全体が直接排出するCO2の量を2030年度には2016年度比で30%削減する目標を掲げて各種活動に取り組んでいる。すでに2018年4月には、同社が栃木県宇都宮市で運営している工場に水力発電所のみで発電する電力を導入した。SUBARUは今後も主に工場のCO2排出量削減に取り組み、工場周辺地域の環境保全に貢献するとしている。


■リンク
SUBARU
日本ファシリティ・ソリューション

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