昭和シェル石油とソーラーフロンティア、FIT終了世帯から太陽光の余剰電力を買取へ

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年12月26日 0:00

昭和シェル石油とソーラーフロンティアは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の期間が終了した世帯から、太陽光発電による余剰電力を買い取ると発表した。

昭和シェル石油とソーラーフロンティアは2018年12月26日、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の期間が終了した世帯から、太陽光発電による余剰電力を買い取ると発表した。一般世帯向け太陽光発電システムを対象とした買取期間が終了を迎え始める2019年11月から買取を始める。ソーラーフロンティアの太陽光発電モジュールを使用している世帯を中心に2019年1月下旬から受け付けを開始する予定。対象エリアは離島と沖縄を除く日本全国。

図 ソーラーフロンティアの住宅用太陽光発電モジュール

図 ソーラーフロンティアの住宅用太陽光発電モジュール

出所 ソーラーフロンティア

このサービスでは昭和シェル石油が余剰電力の買取を担当し、ソーラーフロンティアは太陽光発電システムの発電量予測のノウハウを提供するほか、太陽光発電モジュールのユーザーを対象とした電力買取契約手続きの支援を担当する。買取価格などの詳細な条件についてはまだ検討中。決定次第公表する。

さらに昭和シェル石油は、このサービスで買い取った電力を利用して、発電に伴うCO2排出量が少ない電力プランの提供も検討する。昭和シェル石油が電力小売事業と発電事業で蓄積してきた経験とノウハウを、ソーラーフロンティアの太陽光発電モジュールの開発製造技術などと組み合わせ、再生可能エネルギーを活用した新たなサービスの開発を目指すとしている。


■リンク
昭和シェル石油
ソーラーフロンティア

TOPに戻る

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る
インプレスSmartGridニューズレター

定期購読は終了いたしました