ソーラーフロンティア株式会社(以下:ソーラーフロンティア、東京都港区、代表取締役社長:平野 敦彦)は、国産木製架台を用いたメガソーラーを着工した。発電開始は2015年5月末を予定。
同プロジェクトは、ソーラーフロンティアと株式会社日本政策投資銀行(以下:日本政策投資銀行、東京都千代田区、代表取締役社長 橋本 徹)の共同設立会社であるSFソーラーパワー株式会社が推進する。
設置される木製架台には、地権者である、株式会社ザイエンス(以下:ザイエンス、東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 浩)のノウハウが投入され、発電施設全体の架台のうち約2割が木製架台となる。

ソーラーフロンティアでは、木製架台の持つ塩害への耐性や熱伝導率の低さを評価し、海岸付近の塩害や融雪剤の影響を受けても腐朽が少ないほか、炎天下でも熱くなりにくいといった効果も得られるとする。
また、将来的な解体後も、廃棄材を木質バイオマス燃料などに利用できるなど、環境負荷の低減も図ることができる。
| 名称 | SFソーラーパワー株式会社 八代発電所 |
|---|---|
| 設置場所 | 熊本県八代市新港町 |
| 敷地面積 | 約19,000m2 |
| 太陽光発電容量 | 1,400kW |
| 太陽電池モジュール設置枚数 | 8,160枚 |
| 年間予想発電量 | 1,631,000 kWh |
■リンク
ソーラーフロンティア
関連記事
九電工とオリックスなど、福島県相馬市で最大出力52.5MWのメガソーラー発電所を建設
2015年5月19日 0:00
オリックス、山口県内に4件の大規模太陽光発電所の建設を開始
2015年7月31日 0:00
協和エクシオ、山梨県韮崎市で穂坂ソーラー発電所建設工事に着手
2016年2月15日 0:00
京セラとTC-Leaseなど、兵庫県多可町におけるメガソーラー発電事業を開始
2015年4月10日 0:00
大和リース、水面を利用した太陽光発電施設「DREAM Solar フロート1号@神於山」を着工
2015年4月6日 0:00
三菱UFJリース、「鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社」に出資参画
2015年7月21日 0:00