京都府亀岡市の地域新電力会社である亀岡ふるさとエナジーは2019年1月21日、京セラTCLソーラー合同会社と、再生可能エネルギー引渡契約を締結し、2019年1月1日から「京都・亀岡メガソーラー発電所」からの電力買取を開始したと発表した。亀岡ふるさとエナジーは亀岡市や亀岡商工会議所、地元金融機関などの出資によって2018年1月末日に発足した地域電力会社。そして京セラTCLソーラー合同会社は東京センチュリー(80%)と京セラ(19%)が共同出資で設立した企業。日本各地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を運営、売電している。
図 「京都・亀岡メガソーラー発電所」の全景
出所 京セラ
亀岡ふるさとエナジーは、市内の公共施設などおよそ50施設に電力を供給しており、合計の契約規模は3MW(3000kW)に達する。今回、京都・亀岡メガソーラー発電所からの電力買取を始めたことで、供給電力のうちおよそ60%を亀岡市内の再生可能エネルギー発電所から調達することになる。
京都・亀岡メガソーラー発電所の所在地は京都府亀岡市西別院町袖原(にしべついんちょうゆのはら)。最大出力は3MW(3000kW)で、2018年の年間発電量は約3.89GWh(389万kWh)。
亀岡ふるさとエナジーと京セラTCLソーラーは今回の電力供給開始をきっかけに、地域貢献や環境保全など、亀岡市の発展に寄与する活動に協力して当たるとしている。