DHLは2019年2月4日(アメリカ東部標準時間)、アメリカでの配達業務で使用する電気自動車63台を導入したと発表した。今回導入した車両はアメリカの商用車メーカーであるWorkhorse Groupが製造した「NGEN-1000」。DHLはまず、30台をサンフランシスコに投入する意向を示している。
図 DHLが配達用に導入した電気自動車「NGEN-1000」
出所 Workhorse Group
「NGEN-1000」は1回の充電で最長100マイル(160.934km)走行でき、配達員の身体的負荷を考えて床を低く作っている。そして天井を高くすることで荷物収納スペースを拡大している。
DHLは集荷、配達に使用する車両の70%を2025年までにCO2を電気自動車など、CO2排出量が少ないものに転換するという目標を掲げている。そして2050年には、物流業務で発生するCO2をゼロにするとしている。
この目標を達成するためにDHLはこれまで、ハイブリッド車、圧縮天然ガス(CNG:Compressed Natural Gas)車、クリーンディーゼル車などを導入している。
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Workhorse Group